介護施設の住&労働環境をIoT技術で改善する実証実験

介護施設の住&労働環境をIoT技術で改善する実証実験

介護施設内と在宅介護の両方のエアコンと加湿器を遠隔制御する。訪問介護家庭には介護施設から無線で制御し、既存のリモコンやスマートフォンでも遠隔管理が可能となっている(画像はプレスリリースより)

 MTエネルギー&ソリューションズは8日、社会福祉法人 元気村グループと共同で、IoT技術による介護施設の住環境及び労働環境改善の実証実験を9月下旬より行うことを発表した。

 実証実験は元気村グループの介護施設内の5室と在宅介護2室で、すでに設置されているエアコンと加湿器をIoT技術で遠隔操作し、居住者と利用者の住環境と従業員の管理負担の軽減などを行うものとなる。

 IoT制御により介護対象の住環境の改善と従業員の労働負荷改善に繋がるかを測定し、電気料金の削減の可能性についてもデータを収集する。使用する設備は既設のエアコンに介護施設のインターネットモデム、専用ルーター、エアコンを制御する居室内の専用モジュールなどで構成され、クラウド上の総合管理システムから制御が行われる。

 同社は実証実験の結果をもとに、2017年1月からの1年間で3万6千台件の導入を目標としている。

 将来的にはエアコンを制御する専用無線モジュールについて、LED照明など他の家電との連携を想定しており、医療関係などでの利用も含めた開発を行っていくとしている。

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