ケーブルテレビ網で防災情報を配信!奈良県御杖村が導入

ケーブルテレビ網で防災情報を配信!奈良県御杖村が導入

個別世帯にはゲートウェイが設置され、通常時はテレビ画面にコミュニティ情報などが配信される。緊急時はテレビの電源と連動して、災害情報や避難情報などをいち早く通知する事が可能だ(画像はプレスリリースより)

 DXアンテナとこまどりケーブルの両社は、奈良県御杖村に地域の防災福祉情報をケーブルテレビ網で配信する「防災・福祉情報配信システム」を導入し、運用を開始したことを発表した。防災情報の個別世帯向け配信システムとしては全国で初めての事例となるという。

 DXアンテナの情報配信プラットフォーム「DXマルチキャスト」によるもので、村の約95%にあたる800世帯に受信端末を設置し、IP データ配信により平常時は地域コミュニティ情報や行政情報を、緊急時はテレビを自動切り替えして、避難情報などを配信する。

 ケーブルテレビ網を使用した防災情報配信は、家庭にパソコンがなくてもテレビを使うことで確実性の高い情報伝達ができ、屋外スピーカーを使った音声による防災行政無線のように台風や豪雨などの悪天候下において聞き取り難いといった問題も解消できる。

 御杖村に導入されたシステムでは、緊急時は「台風に伴う避難情報」「J-ALERTによる情報」が一括配信される。

 防災無線システムの更新を控えた地域は全国に多くあるため、ケーブルテレビ網を利用した防災情報配信システムは、今後広く注目されることが予想される。

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