【ショップ探訪 Vol.1】自分へのご褒美を見つける!……木製デザイン雑貨の専門店「Hacoa」

【ショップ探訪 Vol.1】自分へのご褒美を見つける!……木製デザイン雑貨の専門店「Hacoa」

【ショップ探訪 Vol.1】自分へのご褒美を見つける!……木製デザイン雑貨の専門店「Hacoa」

 窓の外には、東京駅の駅舎が間近に迫る。商業施設の集まるKITTE丸の内に出店する、木材をふんだんに使った雑貨を取り揃える「Hacoa」(ハコア)というショップを取材した。店内にはスマートフォンのケースやスピーカー、PCのキーボードや周辺機器のほか、印鑑ケース、灰皿、パスケース、照明、フォトスタンド、時計など木の温もりが感じられる商品で溢れかえっていた。


※KITTE丸の内の5階にある、木製デザイン雑貨の専門店「Hacoa」(ハコア)。伝統工芸の技術と、モダンなセンスが融合する製品が並ぶ

 今回、編集部が取材に訪れたのは平日の午後。店内は丸の内を訪れた観光客で賑わっていた。店長の谷本雄大氏によれば、客層は時間帯によっても変わるとのこと。夕方以降は、会社帰りのOLやサラリーマンで賑わう。ギフト需要が高いが、中には“自分へのご褒美”とばかりに、自分用にちょっとした贅沢品を買っていく人も珍しくないとか。


※木の温もりが感じられる商品で溢れかえる店内でスタッフに話を聞いた

 主力製品には、カエデ、ウォールナット、クルミの木、楠の木などが使われている。木の種類によって型取りのしやすさ、温度や湿度に対する耐久性には違いがあるため、用途にしたがって最適な木が選ばれているとのことだ。なかには、東日本大震災で倒木してしまった栗の木を使った製品もあった。谷本氏によれば、破棄せざるを得ない木を買い取って商品にしたものだという。


※栗の木を使ったスマートフォンケースなども販売(上)

 “Hacoa”とは一風変わった店名だが、どのような由来があるのだろうか?創業したのは越前漆器の伝統工芸師・山口怜示氏で、立ち上げたのは2001年のこと。越前漆器に漆を塗る前工程で、四角い箱(いわゆるハコモノ)をつくっていた同氏が、誰にとっても心地の良いA級品をつくることを目指してHacoaと名付けたという。福井県鯖江市を拠点にして、現在は都内3店舗のほか、横浜、大阪、名古屋などにショップを展開している。

 レジ横にあるレーザー刻印機では、商品に名前やメッセージを彫ることができる。取材時、箸に名前を彫るところに立ち会えた。基本的には、どんな商品でも刻印することが可能だという。壁の商品棚には、結婚式の写真や、赤ちゃんの足型、手書きの寄せ書きなどを刻印したサンプルが並んでいた。


※”Hacoa”の由来は、越前漆器にあった。木製デザイン雑貨の初期のヒット作となったのが、木製キーボード(上)

 レジ横にあるレーザー刻印機では、商品に名前やメッセージを彫ることができる。取材時、箸に名前を彫るところに立ち会えた。基本的には、どんな商品でも刻印することが可能だという。壁の商品棚には、結婚式の写真や、赤ちゃんの足型、手書きの寄せ書きなどを刻印したサンプルが並んでいた。



※レジ横にあるレーザー刻印機では、商品に名前やメッセージを彫ることができる


※木製の時計の余白に結婚式の写真やメッセージを刻印した例(上)。手書きの寄せ書きも刻印できる。フォントの見本(下)

 Hacoaではオンラインストアも展開している。しかし木製デザイン雑貨ゆえ、同じ商品でも木目などの表情は1点1点異なる。そこが面白さでもある。ショップスタッフも「できれば来店していただき、実際に手にとったときの商品の温もり、選ぶ楽しさを感じていただければ幸いです」と話していた。

 連載 第2回はスマートフォン関連のグッズについて紹介する。

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