高価な放送機材の積み残し&紛失を防ぐBLEタグによる実証実験

高価な放送機材の積み残し&紛失を防ぐBLEタグによる実証実験

MAMORIO(旧社名落し物ドットコム)が展開しているBLEタグはSDカード大の小型軽量のもので、ボタン電池により約1年間動作する。複数のユーザーによるクラウドトラッキングなども特徴としている(画像はプレスリリースより)

 MAMORIOは27日、テレビ朝日と共同でIoTデバイス「MAMORIO」を活用した放送機材管理の実証実験に成功したことを発表した。

 「MAMORIO」は、Bluetooth Low Energy(BLE)を採用した小型のタグとスマートフォンを同期して、ネットワーク上の地図からタグの位置を特定できるシステムとなっている。紛失防止目的として個人向けにも出荷が行われている。

 今回の実証実験は、テレビ局がロケ地へ運搬する放送機材の積み残しや個数管理に「MAMORIO」を有効活用できるかを検証したもので、システムは「MAMORIOアプリ」のエンジンを応用した専用アプリと、開発者向けキット「MAMORIO SDK」により構築されている。

 結果、放送機材の積み込み確認を100%の精度で簡便に行い、積み忘れの際には位置情報の確認ができるかなど、システムの有用性が確認されている。

 これまでの物品管理システムでは、RFIDを用いたシステムが多く採用されており、BLEを利用したシステムは電波特性や受信端末の問題があったため採用事例が少なかった。「MAMORIO」はすでに商用ベースで稼働しており、一般的なスマートフォンを受信端末として活用できるため開発コストが少なく、検知精度も高いという特徴があり、今回の実証実験へとつながった。

 同社は今後、「MAMORIO」プラットフォームによるオープンな物品管理システムの開発などを推進していくとのこと。

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