IoT連携を想定!「Z-WAVE」対応のネットワークカメラ

IoT連携を想定!「Z-WAVE」対応のネットワークカメラ

Z-WAVEロゴが印された「CS-W72Z」。各種センサーと録画や通知を連携する機能などを備えている(撮影:防犯システム取材班)

 IoTの普及により、自宅のIoT化といえる「スマートホーム」にも注目が集まっている。その中核技術となる無線通信規格は複数の種類が利用されており、Wi-FiやBLEなど2.4GHz帯を使用するものはすでに一般に普及しているが、IoT機器では920MHz帯を利用した規格も複数登場してきている。

 プラネックスコミュニケーションズが9月末に発売した個人向けネットワークカメラ「カメラ一発! CS-W72Z」は、ドア開閉や温湿度センサーとの連携や動体検知機能などで見守りと防犯を実現する製品だが、有線LANと無線LANに加えて、無線通信規格「Z-WAVE」にも対応している点は大きな特徴と言えるだろ。

 「CEATEC JAPAN 2016」のプラネックスコミュニケーションズのブースでは、「CS-W72Z」とZ-WAVEで接続される「4in1センサー」を組み合わせたデモ展示を行っていた。

 センサーは単4電池2本で動作し、ドア開閉と温度、湿度、照度を検知する。センサーとの通信距離は約30mで、無線LANとは干渉しない。価格はオープンで、センサーセットの実勢価格は45,000円前後となっている。

 なお、「Z-WAVE」は欧米を中心に世界的に普及しつつある無線規格の1つで、2016年9月時点でスマートホーム市場の製品で5,000万個以上の出荷実績を持つという。

 メーカーを問わず互換性が確保され、920MHz帯を使用して対応機器間ではメッシュネットワーク接続が可能。そして、消費電力も低く対応機器であれば相互運用が可能という特徴を持つため、スマート家電やスマートホームなどでの利用に適している。日本ではまだ採用製品は少なく、知名度も低いが、海外のスマートホーム市場では広く普及が進んでいるそうだ。

 ちなみに競合規格としては、ZigBeeやBLE、Wi-Fiなどになるが、IoT機器間の通信ならZ-WAVE、通信速度が求められるカメラ映像などの伝送ならWi-Fiいった、用途に合わせた運用もなされている。9月にZ-WAVEの仕様が国内でも一般公開されたこともあり、今後は対応製品の増加が予想される。

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