ハギワラソリューションズ、IoT/M2M展で「IoTセキュリティ」を披露

ハギワラソリューションズ、IoT/M2M展で「IoTセキュリティ」を披露

ハギワラソリューションズ、IoT/M2M展で「IoTセキュリティ」を披露の画像

B to B向けエンベデット事業に力を入れているエレコム(葉田順治社長)は、4月10〜12日に東京ビッグサイトで開催の「第8回 IoT/M2M展」に出展、「IoTセキュリティ」をキーワードに、グループ会社のハギワラソリューションズとロジテック、ディー・クルー・テクノロジーズの製品・サービスを披露している。
 ハギワラソリューションズは、IoTゲートウェイ「Tiny Gateway」を使ったシステムを展示。そのシステムのセキュリティ機能として、一般的に重くて負荷になるといわれるウイルス対策ソフトを、クラウドサービスによって軽くした「ワクチンIoT クラウド」を展示した。
 IoT機器をTiny Gatewayに接続すると、IoT機器を起動した際にファイルのハッシュ情報がワクチンIoT クラウドに送られてウイルススキャンを使ってデータを照合する。差分データがあれば、ウイルスと検知して、ゲートウェイ側で対象ファイルを削除するというシステムだ。
 ハッシュ情報のみを送受信するため、パワーの低いCPUを搭載したIoT機器でもウイルス対策が可能。ネットワークへの負荷も低く抑えられる。IoT機器がウイルスに感染した際は、リカバリーファイルを配信することもできる。担当者によると、「大手ベンダーからの引き合いがある」とのことだ。
 また、Tiny Gatewayを使ったシステムとして、IoT端末がサイバー攻撃を受けた際にソフトウエアの改ざんを回復する「セキュアIoTゲートウェイ ソリューション」も展示。ハギワラソリューションズの暗号化ドライブと、インサイトの改ざん検知・修復エンジンを組み合わせたシステムで、ゲートウェイ側でマルウエアを検知し、IoT端末の回復や更新が可能であるほか、ゲートウェイ自体も回復する。
 工場内の生産設備や店舗などのIoT端末に異常が起きた際、修復するための人員を派遣すると、時間や人件費、回復までの生産ライン停止など、膨大なロスにつながる。IoT機器の回復や更新を自動化することで、こうしたロスを大幅に減らすことができる。
 ほかにも、カメラで読み取ったデータをゲートウェイで電子化して出力する「アナログデータ自動読取りシステム」を展示。工場内などの古いアナログメーターに表示された数字を管理する際、これまで担当者が目視確認でメモしてPCなどでテキスト入力するといった手間が発生していたが、自動化によって効率化が図れる。古い生産設備でも、後付けでIoT化できるのもポイントだ。
 カメラ1台で約20個のアナログメーターをリアルタイムで読み取って電子化することが可能で、ゲートウェイ1台あたり5台のカメラ接続が可能とのことだ。

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