RPAで業務改革推進を、上海で共同セミナー

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【上海発】UiPathとKDDI上海、日本能率協会コンサルティング(JMAC)中国、中国の大手会計事務所Grant Thornton致同の4社は7月12日、上海市で「間接業務のスリム化と付加価値向上で生産性の高い組織を作るRPA活用による業務改革推進セミナー」を開催し、RPAの導入事例や効果的な活用法などを説明した。(上海支局 齋藤秀平)
 島津企業管理(中国)の木下浩一情報システム部部長は、2017年12月から中国でRPA導入の検討を始め、19年4月に社内展開するまでの流れを説明。失敗しないために、ブラックボックス化や俗人化の防止を目標に定め、ガイドラインや標準部品の作成に加え、対象業務の選定や抽出など、事前の準備を念入りにしたことを披露した。
 中国地区でUiPathのゴールドパートナーになっているKDDI上海の守岡純治Solution企画部長は、中国での導入事例と推進のポイントをテーマに講演した。定型業務を削減し、社員を付加価値業務に当たらせることがRPAの導入意義だと強調。中国を含むアジアに進出する日系企業の間でここ数年、従業員の賃金上昇が経営課題になっていると指摘し、解決のためにRPAの導入を検討する企業が今年に入ってから大幅に増加していると説いた。
 一方、UiPathの大桑一晃クライアントソリューション本部事業法人ソリューション第二部ディレクターは、19年6月までの2年半で全世界の導入社数が37倍に伸び、特に日本では同月までの2年で185倍になったことなどを示し、急成長を続けるUiPathのビジネスの状況や戦略を紹介した。
 セミナーではこのほか、JMAC取締役兼JMAC中国/J-BUND董事長を務める富永峰郎氏による「間接業務のスリム化と付加価値向上の具体策」と題した講演や、Grant Thornton致同の羅熹シニアマネージャーによる「企業運営における不正の兆候とRPAを活用した検出方法」をテーマにした講演もあった。さらに、KDDI上海の青木洋一Solution営業部長は「先端ITで業務効率化を実現 スマートオフィスとその事例」について話した。

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