「ボッチャ」コートを開設 カメラ10台で自動採点システムを構築――CAC Holdings

「ボッチャ」コートを開設 カメラ10台で自動採点システムを構築――CAC Holdings

「ボッチャ」コートを開設 カメラ10台で自動採点システムを構築――CAC Holdingsの画像

CAC Holdings(酒匂明彦社長)は、パラ五輪正式種目で障害者スポーツの「ボッチャ」コートを都内本社1階フロアに開設した。CACグループは、CSR(企業の社会的責任)活動の一環として2016年からボッチャを支援。東京五輪・パラ五輪の開催まで1年を切るなか、「選手の練習などで都内の体育館が逼迫する状況であることから、自社オフィスフロアにボッチャコートを新設した」(酒匂社長)と話す。 日本ボッチャ協会の奥田邦晴代表理事(大阪府立大学教授)は、「ボッチャの用具メーカー以外の一般企業が自社内でボッチャコートを運営するのは、世界的に見ても極めて珍しい」とし、国内では初の取り組みという。
 ボッチャコートは、6×12.5メートルの大きさで、天井には10数台のカメラを設置。ボッチャはボールの距離によって勝敗が決まるスポーツで、真上から写した映像を壁面の大型ディスプレイに投影することで、一目で競技の進行状況が観客にも分かりやすくした。CACグループが独自に開発した「ボッチャメジャー」ソフトによって、ボールの距離を自動的に測定することも可能だ。
 パラ五輪の公式用具のボッチャメジャーは物理的な定規であり、ソフトウェアの「ボッチャメジャー」は認められていない。だが、一般市民のプレーヤーが簡易的に使う分には問題がないため、CACグループではスマートフォンのAndroidアプリとして一般配布も行っている。スマホのカメラで撮影することで、瞬時に点数を表示する利便性が評価されている。
 ボッチャコートの落成式には、リオデジャネイロ・パラ五輪の銀メダリストの廣瀬隆喜選手、CACグループ所属で第20回日本ボッチャ選手権大会で第3位に入賞した佐藤駿選手、ボッチャ審判員の資格を取得するなど自らボッチャに参加するCACグループの社員などが参加した。(安藤章司)

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