理想科学、プロダクションプリンタ市場向け新ブランド「VALEZUS」を展開

理想科学、プロダクションプリンタ市場向け新ブランド「VALEZUS」を展開

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理想科学工業(理想科学、羽山明社長)は8月19日、プロダクションプリンタ市場向けの高速インクジェットプリンタの新ブランド「VALEZUS(バレザス)」を展開すると発表した。2019年秋から、新ブランドとして最初の製品となる毎分320ページの高速カット紙プリンタ「VALEZUS T2100」を世界各国で順次発売する。
 理想科学は、高速用紙搬送技術と高速印刷に適したインク開発を強みとし、オフィスの多枚数プリント需要に向けた独自のプリントソリューションを提供してきた。今回のVALEZUSは、オフィス向けプリンタで培った技術を応用して開発した、プロダクションプリンタ市場向け製品の新ブランドとなる。
 VALEZUS T2100は、インクジェット方式のフルカラー高速カット紙プリンタ。表面を印刷する印字ユニットと裏面を印刷する印字ユニットを連結することで、毎分320ページの高速両面プリントを可能にした。プロダクションプリンタとしてはコンパクトなシステムで、オフィスユースの優れた操作性と簡単なメンテナンスを継承しながら、高速カット紙プリンタとして高い生産性を実現し、大量印刷の作業効率を大幅に向上する。
 給紙ユニットは、4000枚積載可能な給紙台を2機装備(合計8000枚)。また、排紙ユニットにも4000枚の排紙が可能な排紙台を2機装備している(合計8000枚)。給紙ユニット・排紙ユニットそれぞれに装備された各2機の給紙(排紙)台を切り替えながらプリント処理ができるため、連続印刷しながら用紙補充や取り出しが可能。また、排紙ユニットにはジョガー機構と専用台車を搭載し、印刷の後加工工程へスムーズに受け渡しができる。なお、給紙ユニット・排紙ユニットは、20年春頃の発売を予定している。
 オープン・システム環境で一般的に使用されるPDF、PostScriptに対応するとともに、基幹業務用の業界標準印刷システムであるAFP/IPDSに対応しており、大量印刷を管理する既存ワークフローとの接続が可能。さらに、油性インクを採用したインクジェット方式のため、少ない消費電力で稼動することができる。
 19年秋に北米と欧州で先行発売する予定で、日本を含むアジアでの発売は未定。

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