NEC、サウジアラビア・メッカから高度交通運用管理システムを受注

NEC、サウジアラビア・メッカから高度交通運用管理システムを受注

NEC、サウジアラビア・メッカから高度交通運用管理システムを受注の画像

NECはこのほど、サウジアラビアのメッカにあるModern Bus Company(モダンバス社)から、バス交通向けの高度交通運用管理システムを受注したと発表した。稼働時期は2020年を予定しており、5年間で2000台のバスの運行管理を目指す。 提供するのは、800万枚にも及ぶメッカ独自の交通用ICカードを活用して、キャッシュレスで正確かつ信頼性の高い運賃収受を実現する「自動料金収受システム」や、GPSによりバス約400台の位置情報を運行管理センターでリアルタイムに把握し、定時運行を支援する「バス位置情報管理システム」。バスの運行情報は、バス停に設置された太陽光発電で稼働するディスプレイや、モバイルアプリケーションを通じて乗客にも提供する。
 NECによると、近年、メッカでは巡礼者が増加しており、18年のイスラム世界でのメッカへの大巡礼では、世界各地から200万人以上が訪れた。巡礼者数は、15年後には約2倍に増えると想定されており、巡礼者の移動手段となる公共交通機関の整備がサウジアラビア政府の課題になっている。
 NECは、香港やシンガポール、インドなどで高度交通運用管理システムを提供した実績を生かし、今後も安全・安心で効率的な交通インフラの整備にグローバルで取り組むことで、事業拡大を目指すとしている。

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