第12世代インテルCoreプロセッサーとNVIDIA GeForce RTX 3050搭載の2-in-1ゲーミングタブレットPC「ROG Flow Z13」レビュー

ASUS JAPANは、OSにWindows 11 Home 64ビットを採用し、13.4型ディスプレイ搭載の2-in-1ゲーミングタブレットPC「ROG Flow Z13」を2月17日に発売することを発表しました。発表に先駆けて実機を触ることができたので、レビューにてご紹介します。

厚さ14.5mm、重量約1.18kgと軽量・コンパクトなタブレット本体に、最上位の構成で第12世代のインテル Core i9プロセッサーとグラフィックスにNVIDIA GeForce RTX 3050 Ti Laptop GPUを搭載する、可搬性と高パフォーマンスを両立するコンセプトのゲーミングタブレットPC。メモリーは16GB、ストレージは最大1TBのSSDを搭載します。

アルミ素材をCNC加工した筐体は、軽くて頑丈。通気口になるスリットはSFメカらしい雰囲気で、デザイン的にもトガった印象をもたらします。

筐体で特に目立つのが、透明パーツから中の基板が光って見えるウィンドウ部分。他のノートPCやタブレットにない、強い個性を感じさせます。

右側面には指紋認証センサーを搭載した電源ボタン、音量ボタン、USB 2.0 Type-Aポート、オーディオジャックを搭載。左側面にはDisplayPort 1.4とPower Deliveryに対応するThunderbolt 4(Type-C)ポート、後述する外付けGPUユニット「ROG XG Mobile」を接続するインタフェースを搭載します。

背面の赤いタブ状のパーツを引き上げると、キックスタンドに。自立させればゲーミングタブレットとして、省スペースでリッチなPCゲームを遊べる環境が完成します。

ヒンジは2段階で折れ曲がり、最大170°の角度で起こすことが可能。大きく開くと、背面のmicroSDカードスロットが露出します。この形態は机の上に寝かせて置くことができるので、タッチペンでの入力作業に最適。「ASUS Pen」なら電池を入れたらすぐにペアリングでき、快適なペン入力環境が実現します。

発光するデタッチャブルキーボードが付属。Nキーロールオーバーに対応し、キートラベルは11.5mm、キーキャップ深さは0.2mmと、仕事でもゲームでもノートPCとして快適に入力できるキーボードになっています。

キーボードの裏側にも注目。フェルトのような起毛素材を使っているので、キーボードカバーとして畳んだ状態で置いても、机の上で滑りにくいのが特徴です。

ディスプレイはアスペクト比が16:10。WXGA(1920×1200)解像度でリフレッシュレート120Hzのモデルと、WQUXGA(3840×2400)解像度で60Hzのモデルをラインアップします。細いベゼルに92万画素のインカメラを搭載し、ビデオ会議にも対応可能。3Dアレイマイクを搭載し、AIノイズキャンセリングによりノイズの多い場所でもクリアな音声のやり取りを実現しています。

背面には799万画素のアウトカメラも搭載。

左右の側面に1Wスピーカーを搭載。Dolby Atmosに対応し、ゲームや映像をきれいな音で楽しめます。

可搬性で重要となるバッテリー駆動時間は、最大約8.1時間。コンパクトな100W出力のACアダプターが付属し、USB-Cポートからの急速充電で30分で最大50%の充電が可能になっています。

プリインストールされたツール「Armoury Crate」により、CPUやGPUなどのパフォーマンス、冷却モードの設定や確認が可能。高パフォーマンスを発揮するための冷却性能は、曲面ブレードを採用した“アークエアフローファン”、軽負荷時にはファンを止めて放熱する“0dbアンビエントクーリング”、最大95枚のヒートシンクフィンといった排熱機構、CPUやGPUなど複数の熱源をカバーして効率よく熱を運搬する“ベイパーチャンバー”、最大10℃の冷却効果でCPUを冷やす液体金属グリスといった技術で実現しています。これにより、低い負荷の作業ではほとんど音がしないだけでなく、ゲーム中でも非常に静かに動作します。

今回レビューに使用した実機は、インテル Core i7プロセッサー、NVIDIA GeForce RTX 3050 Laptop GPU、WUXGA 120Hzディスプレイの構成。ベンチマーク結果は、「3D Mark」の「Time Spy」の結果が4258。「Forza Horizon 5」のベンチマークでは59fpsという結果が出ています。GeForce RTXに対応したゲーム「Bright Memory: Infinite」のベンチマーク「Bright Memory: Infinite RTX Benchmark」では、36fpsという結果に。ROG Flow Z13単体でも美しいグラフィックが滑らかに動作し、ゲーミングPCとして十分な性能を発揮します。画像編集やオンライン会議など、ビジネス用途やクリエイティブ用途の負荷がかかる作業でも快適に利用できるのではないでしょうか。

別売の外付けGPUユニット「ROG XG Mobile GC31 (GC31S-026)」を接続すると、内蔵するNIVIDIA GeForce RTX 3080 Laptop GPUのGPUパワーを利用可能になります。グラフィックスだけでなく、USB Type-Aポート4基、DisplayPort、HDMI、イーサネットのポートを利用できるドッキングステーションとしても使えるのがポイント。GC31S-026のASUS Storeでの販売価格は、記事執筆時点で18万8800円(税込)。今後ROG XG Mobileの2022年モデルとして、AMD Radeon RX 6850M XT GPUを搭載するモデルも発売が予定されています。

ROG XG Mobileを装着したベンチマーク結果は、3D MarkのTime Spyが1万2578、Forza Horizon 5のベンチマークは112.2fps、Bright Memory: Infinite RTX Benchmarkでは108fpsという結果が出ています。ROG Flow Z13単体と比べて、大幅にパフォーマンスが向上することが分かりますね。

外部ディスプレイやキーボード、マウスをROG XG Mobile経由で接続すれば、動画編集など高負荷なクリエイティブ作業にも十分対応できそうです。ふだんはフットワーク軽く、タブレット形態や付属のキーボードでゲームや仕事に活用しつつ、パフォーマンスが結果に影響するシビアなFPSをプレイする際やクリエイティブワークにはROG XG Mobileをつないで増強する、という幅広いユースケースに対応するのが魅力です。

インテルCore i9-12900Hプロセッサー、NVIDIA GeForce RTX 3050 Ti Laptop GPU、1TBストレージ、WQUXGA 60Hzディスプレイの構成が希望小売価格26万9800円(税込)で、このモデルのみ2月21日に発売を予定。同構成でWUXGA 120Hzディスプレイのモデルが希望小売価格25万4800円(税込)。インテルCore i7-12700Hプロセッサー、NVIDIA GeFource RTX 3050 Laptop GPU、512GBストレージ、WUXGA 120Hzディスプレイのモデルが希望小売価格23万9800円(税込)。インテル Core i5-12500Hプロセッサー、インテル Iris Xe グラフィックス、512GBストレージ、WUXGA 120Hzディスプレイのモデルは19万9800円(税込)です。

ROG Flow Z13 (2022) GZ301 | ROG Flow | ノートパソコン | ROG – Republic of Gamers | ROG 日本
https://rog.asus.com/jp/laptops/rog-flow/rog-flow-z13-2022-series/

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