河川の状況が確認できるToday’s Earth – Japanとは

近年増加している土砂災害や洪水被害を軽減するために、JAXAと東京大学の共同研究グループはToday's Earth - Japanを開発しました。Today's Earth - Japanは、日本中の河川の状況が確認できる河川の流量・氾濫域予測システムです。台風や突然の豪雨などで河川の流量が増加した場合、洪水発生が何時間後に起こるか予測することができます。

今回はToday's Earth - Japanの仕組み、使い方について詳しく解説していきます。また、被災時にスムーズに避難できるよう普段からできる防災対策についてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

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Today's Earth - Japanとは?

Today's Earth - Japanとは、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構地球観測研究センターと国立大学法人東京大学生産技術研究所が共同で開発した河川など水循環を確認できるシステムです。

誰でも日本中の河川をモニタリングできる

前述の通り、Today's Earth - Japanは、日本中の河川をモニタリングできる水循環シミュレーションシステムで、日本だけでなく海外の河川も3時間毎にモニタリングが可能で、河川の流量と河川流域に降った雨量を元に洪水の危険性を予測します。

高精細な衛星画像から地形や植生などを解析し、1km四方ごとに湿度や日照時間も計算に入れることで、雨がどの程度川に流れ込むのか予測が可能になります。洪水は地震と同程度の被害が起こるため、Today's Earth - Japanの活用による防災対策が期待されています。

予測は最大30時間以上先まで可能

Today's Earth - Japanは、最大30時間以上先まで洪水予測が可能なため、今後の避難準備をする目安にできます。2019年に起きた台風19号の予測シミュレーションでは、堤防決壊地点142箇所中130箇所(捕捉率約91%)と精度の高い予測結果を発表しています。

これまで気象庁が発表している洪水予報では3〜6時間先まででしたが、Today's Earth - Japanを活用すればより長期の予測が可能です。しかし、予測情報を警報として出すことは法律上禁止されているため、あくまでも補完する情報として活用が望まれています。

Today's Earth - Japanの使い方

Today's Earth - Japanは誰でも手軽にリアルタイムの情報をWeb上で閲覧することができます。ここでは、Today's Earth - Japanの使い方について、ご紹介します。

Today's Earth - Japanの使い方

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画像出典元:Today's Earth – Japan

Today's Earth - Japanの使い方は、以下の手順です。

1.TOPページから「TE-Japan」をクリック
2.左側のメニューより「他の変数が見たい方はこちら「日本」」を選択
3.確認したい任意の日時を入力すると日本全国の降雨量が確認できます。
4.河川の状態を確認したい場合は、モデル/カテゴリで「河川データ」を選択すると、氾濫面積割合や総河川流量が確認できます。


マップを拡大したい場合は、地図をクリックすると拡大画像が別タブへ表示されます。また、降雪量や地表気温などより細かい数値も確認することが可能です。詳しい操作方法については公式解説動画をご確認ください。

河川氾濫に備える対策方法とは

Today's Earth – Japanで河川の氾濫予測ができると言っても、避難が必要になった時のために普段から準備が必要です。必要となる防災グッズの点検や避難場所の確認など、事前に災害対策について考えておきましょう。

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