
WPS機能を利用して簡単にWi-Fi接続する方法
2022年05月13日 09時30分 IT小ネタ帳
2022年05月13日 09時30分 IT小ネタ帳
2022年05月02日 08時00分 IT小ネタ帳
WPS機能を利用して簡単にWi-Fi接続する方法
Wi-Fiルーターのなかには、WPSボタンが付いた機種があります。このWPSボタンを使うことで、Wi-Fi接続が簡単に設定できます。
WPS機能が使えない機種もありますが、あらかじめ知っておくとスムーズにWi-Fi環境を導入できるでしょう。
本記事では、Wi-FiルーターのWPS機能を活用して簡単にWi-Fi接続する方法を解説します。これからWi-Fiを導入する人は、ぜひ参考にしてください。
WPSとは?
WPS(Wi-Fi Protected Setup)とはスマートフォンやタブレット、パソコンを簡単にWi-Fiへ接続できる便利な機能です。
従来の方法でWi-Fiに接続する場合、以下の手順を行う必要がありました。
1.Wi-FiルーターのラベルでSSIDとパスワードを確認
一方、 WPS機能ではこのようにWi-Fiルーターラベルに記載されたパスワードを入力する必要なく、Wi-Fiルーターのボタンを押すだけでスムーズにWi-Fiへ接続 できるのです。
WPS機能対応Wi-Fiルーターは各メーカーで展開しており、Wi-Fiルーターとデバイスが違うメーカーでも利用可能です。
AOSSとの違いは?
よく比較されるAOSSとWPSは同じ機能といえますが、設定方法には違いがあるので注意が必要です。
基本的な機能はWPSと同じ
AOSS(AirStation One-Touch Secure System)はBuffalo(バッファロー)が開発し、それを見たWi-FiアライアンスがAOSSを標準化するためにWPSを作りました。
実はボタンを押すだけでWi-Fi接続ができる機能を登場させたのは、AOSSが最初です。
AOSSは名前こそ違いますが、基本的な機能はWPSと同じで、AOSSもデバイス側での設定をせず、Wi-Fiルーターのボタンを押してWi-Fiの接続が可能です。
設定方法は異なる
WPSとAOSSとでは設定方法が異なるので注意が必要です。
WPSではデバイスが対応端末であれば、Wi-Fiルーター側のボタンを押せば接続設定できますが、 iPhoneやMacのパソコンはWPSに対応していません。
一方、AOSSではデバイス側に設定アプリをインストールする必要がありWPSと比べると手間がかかりますが、iPhoneやMacのパソコンでも利用可能です。
WindowsやAndroidユーザーの人はWPS、iPhoneやMacユーザーの人はAOSSといった選び方が一般的です。
WPSボタンを利用するシーン
WPSボタンは以下のシーンで利用でき、インターネット環境を導入するときに役立ちます。
・対応Wi-Fiルーターとデバイスを所有している時
・Wi-Fi環境の導入時
・中継機の導入時
・Wi-Fiルーターの買い替え時
WPSボタンの利用シーンを詳しく解説します。
続きは IT小ネタ帳 で
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