サイバー攻撃とは|サイバー攻撃の種類と個人でも行っておくべき対策を紹介
2022年11月02日 08時00分IT小ネタ帳

サイバー攻撃とは|サイバー攻撃の種類と個人でも行っておくべき対策を紹介
最近、耳にする機会が増えてきたサイバー攻撃ですが、サイバー攻撃とは何かご存知でしょうか。サイバー攻撃とは何かについて解説していきます。
「自分にも関係あるの?」という人も、本記事でサイバー攻撃の目的や直近の被害事例や種類、個人でもできる対策をご紹介していくので参考にしてみてください。
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サイバー攻撃とはサイバー攻撃とは、サーバーやパソコンといったコンピューターシステムを対象とした攻撃のことを指します。具体的にはネットワークを経由して「情報の窃 取・改ざん」や「サービスの停止」「システムの破壊」といった被害を及ぼします。
サイバー攻撃の対象としては、官公庁など国家規模になることもある一方で、企業や個人が標的になるケースもあります。
ニュースなどで見ても「サイバー攻撃」=「国や大企業が被害を受けるもの」と思うかもしれませんが、インターネットを利用する以上、個人も被害に遭う可能性はあるので注意が必要です。
サイバー攻撃の目的としては以下の点が考えられます。
・企業や国家、団体の弱体化
・個人情報や機密情報の漏洩、売買
・企業への営業妨害やイメージダウン
・政治的な主張
・自己顕示的な愉快犯
上記のように サイバー攻撃の目的は、個人的なものから大規模なものまで多岐にわたります。個人的な私恨が原因で企業相手にサイバー攻撃を仕掛けるといったケースや、大規模なハッカー集団によって国家の弱体化を狙ったサイバー攻撃も存在します。
サイバー攻撃の種類には様々なものがありますが、主な種類としては以下の4つに分類できます。
・フィッシング
・Dos攻撃・DDoS攻撃
・ エクスプロイト
それぞれの種類について詳しく見ていきましょう。
企業や国家といった特定の組織や個人を狙ったサイバー攻撃があります。例えば、後述の被害事例で紹介している「ランサムウェア」はシステムを停止させ機密情報を漏洩させると脅した上で身代金を要求するという手口になっています。
その他にも、メールに添付したファイルや不正アクセスといった手段で、パソコンにウイルスを感染させて機密情報を窃取するケースもあります。
https://koneta.nifty.com/koneta_detail/1141008014063_1.htm
フィッシング
不特定多数の相手を対象にしたサイバー攻撃もあります。例えば、企業や官公庁、金融機関のなりすましサイトに誘導して、個人情報や決済情報を抜き取る「フィッシング詐欺」が代表的な手口として挙げられます。
その他にも、宅配業者の名を騙ったSMSを送信して、添付したURLからウイルスに感染するという手口や、パソコン画面に警告メッセージを表示させてコンタクトを取り金銭を騙し取る手口もあります。
https://koneta.nifty.com/koneta_detail/1141008014470_1.htm
Dos攻撃・DDoS攻撃
サーバーに負荷をかけてWebサイトやサービスを停止に追い込むという手口もあります。1台のパソコンで行うものを「Dos攻撃」、多数のパソコンで行うものを「DDos攻撃」と呼びます。
身近な例で挙げると、ウェブブラウザ上で「F5」キーを押して再読み込みを行い続ける「F5アタック」があります。
OSやWebサイトの脆弱性を狙ってサイバー攻撃を仕掛けることがあります。データの消去や改ざん、情報漏洩といった被害を狙った手口です。
サイバー攻撃の被害事例
サイバー攻撃の種類を把握したところで、直近で発生したサイバー攻撃の被害事例について紹介していきます。ニュースなどで見かけた人も多いかもしれませんが、具体的にどのような被害が生じたのか詳しく見ていきましょう。
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