覚えておきたい公衆電話の場所と使い方│通信障害やもしもの場合の対処法

覚えておきたい公衆電話の場所と使い方│通信障害やもしもの場合の対処法

公衆電話の場所と使い方解説

覚えておきたい公衆電話の場所と使い方│通信障害やもしもの場合の対処法

覚えておきたい公衆電話の場所と使い方│通信障害やもしもの場合の対処法

2022年7月、突然通話ができなくなってしまったKDDIの大規模通信障害。数日間通信障害になってしまったことで、個人ユーザーだけでなく医療機関や配送業者にも大きな影響がありました。今回スマホで通話ができなくなったことで注目されたのが、「公衆電話」の存在です。

本記事では通信障害が起きたときの対策として、公衆電話の設置場所の探し方や使い方について詳しく解説していきます。今後いつ通信障害が起こるかわからないので、いざという時のために確認しておきましょう。

スマホの通信障害の影響を受けない光電話はこちら

通信障害によって注目された公衆電話

約3日間続いたKDDIの通信障害は音声通話がしにくくなり、一部地域ではデータ通信も繋がりにくくなるという大規模なものでした。

 

7月に起きたKDDIの通信障害で実感した通信の重要性

KDDIの発表によると通信障害の原因は、通信設備の定期交換作業ミスが発端であることがわかっています。音声通話に障害が起きたことが発覚し、すぐに設備を元に戻しましたが、多くの利用者が一斉に通話を試みたことで設備に負荷がかかってしまいました。

今回のような大規模障害は過去にソフトバンクやNTTドコモでも起きていて、今後もいつ通信障害が起こるかわかりません。当たり前に利用していたスマホが使えなくなることで、普段どれだけインターネットが欠かせないか実感した方も多いのではないでしょうか。

https://koneta.nifty.com/koneta_detail/1141008014626_1.htm

 

改めて公衆電話の重要性が話題に

今回スマホから通話ができなくなったことで、固定電話や公衆電話の重要性を再認識した声も多いようです。特に公衆電話は町中で利用できる緊急時の通信手段として、ありがたみを感じる意見が増加しています。しかし、「公衆電話がどこにあるかわからない」、「そもそも使い方を知らない」といった意見も。

公衆電話は110番や119番が無料でかけられるため、スマホを持っていない子どもや災害時に大変役立ちます。今回の通信障害がきっかけで公衆電話の使い方を教える家庭も増えているようなので、親子で確認してみるのがおすすめです。

 

公衆電話の使い方

公衆電話は停電時でも利用できる通信手段であり、災害時にとても役立ちます。緊急時の回線として災害時はスマホよりも繋がりやすいというメリットもあります。

ここでは公衆電話の探し方や電話をかける手順について、わかりやすく解説していきます。

 

公衆電話の設置場所を検索する方法

公衆電話の設置場所は、NTTの公式HPで確認可能です。検索はNTT東日本/NTT西日本ともに住所、ランドマークから検索することができます。

住所から検索するとき

住所から公衆電話の設置位置を検索するときは「都道府県・郵便番号・住所フリーワード」から検索可能です。また、検索したいエリアマップをクリックしても、同様に検索できます。住所フリーワードで検索する場合は、フリーワードが含まれるエリアが表示されるので、該当エリアを選びましょう。

 

ランドマークから検索するとき

地名や施設名、駅名から検索が可能です。地名・施設名で検索する際は(例:東京タワー ローソン)などキーワードを入力し、複数入力する場合は最大5個まで入力できます。検索エラーが表示される場合は、キーワードを確認するかTOPページに戻ってから再度検索を行ってください。

 

一般的に公衆電話があるところ

公衆電話には第一種公衆電話と第二種公衆電話があります。

第一種公衆電話:誰でも利用・容易に出入りできる施設内にある常設の公衆電話

第二種公衆電話:一般人が容易に立ち入れない任意の場所(オフィスビルや工場など)関係者専用の施設内に設置される公衆電話

一般的に設置されている公衆電話は第一種公衆電話であり、市街地は1km四方もしくは2km四方に1台以上設置されています。住宅地など市街地から離れた場所では店舗や工場などに多く設置されていて、学校などの教育施設に設置されていることも多いです。

第一種公衆電話は無料で110番や119番など緊急通報ができるよう整備されているため、災害時など硬貨を持ち合わせていない時でも利用できます。

 

公衆電話から電話をかける手順

公衆電話から電話をかけるときは現金またはテレホンカードが必要です。一部の公衆電話はテレホンカードのみ対応していますが、停電時には利用できません。

公衆電話から電話をかける基本的な手順は下記の3ステップです。

1.受話器をとる

2.お金もしくはテレホンカードを入れ「ツー」という音が鳴るのを確認する

3.電話番号を押す

緊急時の110番や119番をかける場合は、お金やテレホンカードが必要ないので、受話器をとって、電話番号を押すだけで通報が可能です。しかし、公衆電話の下部に赤いボタンが有る場合は、受話器をとり、赤いボタンを押して緊急通報番号を押さなければ通じません。公衆電話の種類によって、緊急時の電話のかけ方が異なることは覚えておきましょう。

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