“FAX”や“ハンコ”の電子化に、フリーアドレス座席抽選システムまで、テレワーク・働き方改革関連の見どころを紹介【CEATEC 2021 ONLINE】

 10月19日から、今年も完全オンラインでの開催となった「CEATEC 2021 ONLINE」。数多くの企業・団体がブースを出展しているが、この記事ではニューノーマル社会において無視できない、テレワークや働き方改革関連の施策を取り上げている展示ブースをピックアップして紹介する。

 本記事では「各ブースの詳細」をお伝えするのではなく、「特に注目できるブースを紹介する」視点でまとめている。気になるブースがあったなら、実際のブースで確認してもらうのがいいだろう。ほかにも5G関連の見どころやカーボンニュートラル関連の見どころもまとめているので、関連記事を参照いただきたい。

 昨年から爆発的に増加したテレワーク・働き方改革系の展示だが、今年も多くのブースで関連ソリューションの展示が行われていた。スマートオフィス系のサービスやフリーアドレスの座席抽選システムなど、オフィス空間の在り方を変えるようなソリューションに加え、ペーパーレス化やスマート無人レジシステムのように、テレワークや遠隔業務を推進するソリューションも用意されるなど、アプローチの仕方はさまざまだ。

シャープ

ワンストップのスマートオフィスサービス「COCORO OFFICE」

 シャープ株式会社のブースでは、同社のスマートオフィスサービス「COCORO OFFICE」に関する展示を実施。機器の導入から運用までをワンストップでサポートし、PCやスマートフォン向けアプリを活用した勤怠管理やFAXの受信データ管理といったサービスを提供。サポートセンターによる対応なども含め、導入にあたっての負担を軽減することで、テレワークや業務効率化を支援するとしている。

TDK

人やモノの稼働状況や位置を解析し、業務を効率化する屋内位置測位ソリューション「VENUE」

 TDK株式会社のブースでは、屋内位置測位ソリューション「VENUE」の働き方改革への活用に関する展示を実施。VENUEは同社の加速度・角速度センサーを活用した高精度のDR(自立航法)技術をベースに開発されており、人やモノ、動力車などの稼働状況を解析・把握することで、業務の効率化、設備配置の適正化などに効果を発揮するとしている。

京セラ

画像認識により無人レジ業務が可能なスマート無人レジシステム

 京セラ株式会社のブースでは、CEATEC 2021のデジタルトランスフォーメーション(DX)部門で準グランプリを受賞した「物体認識AI技術スマート無人レジシステム」に関する展示を行っている。独自の物体認識AIアーキテクチャによりシステム1台で約6000種類以上の商品を登録し認識可能で、商品が重なりあったり商品を手に取ったりした場合でも高精度な画像認識を行うことが可能とのこと。店舗運営の効率化や省人化と、対人接触機会の削減に貢献するとしている。

OKI

話者の声のみをとらえることでプライバシーやセキュリティを守る「エリア収音マイク」

 沖電気工業株式会社のブースでは、複数の働き方改革関連ソリューションを展示していた。代表的なソリューションとしては、周囲で会話をしている人がいてもマイクの前の話者の声だけを捉えられる「エリア収音マイク」など。在宅勤務でのリモート会議におけるプライバシーの保護や、サテライトオフィス等でのセキュリティの確保といった用途に活用可能とのこと。

HATSフォーラム

まだFAXが必要、という業種で活用できる「ペーパーレスFAX」

 HATSフォーラム(高度通信システム相互接続推進会議)のブースでは、画像情報ファクシミリ委員会の「ペーパーレスFAX」に関する展示を実施。複合機に届いたFAXの情報をデジタル化・クラウド管理することで、外出先やテレワーク時などでもFAXの情報を即座に閲覧し、情報の転送などが可能に。デジタルトランスフォーメーションの推進でありがちな「FAXの廃止」によらない、引き続きFAXを活用する環境で活用できるとしている。

アドビ

 アドビ株式会社のブースでは、「Adobe Document Cloud」に関する展示を実施。同社のPDFの活用やAdobe Signによるデジタル署名のワークフロー、デジタル印鑑による承認といったペーパーレス化の推進が可能なソリューションにより、リモートワークや働き方改革に活用できるとしている。

Sansan

 Sansan株式会社のブースでは、クラウド請求書受領サービス「Bill One」に関する展示を実施。送付された紙やメール添付のPDFといった請求書を同社がすべてデータ化し、全ての請求書をクラウド上で受領・一元管理可能とすることで、テレワーク化の推進や生産性の向上に貢献するソリューションだ。

アンリツ

 アンリツ株式会社のブースでは、帯域制御装置「PureFlow」および専用ソフトウェア「PureFlow Profiler」に関する展示を実施。テレワークやクラウド利用の拡大に伴う企業ネットワークの遅延やサーバーレスポンスの低下を検知・対策するため、トラフィック情報の収集・可視化を実施。ネットワークマネージメントの効率化を実現することで、ビジネスの安定化を実現可能だとしている。

パナソニック

 パナソニックグループのブースでは、企業の業務・組織・空間の課題解決を目的としたソリューション「Welfeeldo」に関する展示を実施。行動分析による組織づくりの改善に活用可能な「組織ネットワーク分析ソリューション」、働き方の改善や業務効率化に寄与する位置情報ソリューション「POSITUS」といったサービスを活用しつつ、エビデンスに基づいた解決策を提示することで企業をサポートする。

NJCネットコミュニケーションズ

 NJCネットコミュニケーションズ株式会社のブースでは、フリーアドレスのオフィスで座席抽選を行えるサービス「らくーざ」に関する展示を実施している。出勤した社員の座席を管理しつつ、PCやスマートフォンから近くに座った社員のプロフィール情報を閲覧できるため、コミュニケーションの活性化をうながすことが可能。同時にリモートワーク中の社員のステータスも閲覧可能で、生産性の向上にも寄与するとしている。

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