韓国映画の凶悪シーンが引き起こした前代未聞の拉致騒動=韓国ネット「出動してくれた警察には感謝」「映画の宣伝手法もいろいろだな」

韓国映画の凶悪シーンが引き起こした前代未聞の拉致騒動=韓国ネット「出動してくれた警察には感謝」「映画の宣伝手法もいろいろだな」

5日、韓国・聯合ニュースなどによると、日本でも知られる俳優チョン・ウソンなどが出演する韓国映画「阿修羅(アスラ・原題)」がきっかけで、韓国で前代未聞の「拉致事件」が発生した。資料写真。

2016年10月5日、韓国・聯合ニュースなどによると、日本でも知られる俳優チョン・ウソンなどが出演する韓国映画「阿修羅(アスラ・原題)」がきっかけで、韓国で前代未聞の「拉致事件」が発生した。

「友達が拉致されたみたいなんです」。釜山市内の交番に女性2人が駆け込んだのは3日午前0時ごろ。友人の女性Aさん(32)の携帯電話の番号から電話があったものの、Aさんの声は聞こえず、男性のうめき声と「殺してやる」と脅す声が聞こえてきたという。凶悪犯罪を疑った警察はすぐにAさんのスマートフォンを位置追跡、自宅にいるとみられるAさんを救うため、パトカー3台と警察官10人が市内のAさん宅に急行した。

家の中にいるかもしれない犯人を誘い出そうと扉をたたき、緊張の中、扉が開くのを待つ。しかし数秒後、ドアを開け現れたAさんの姿を見て警察官らは拍子抜けした。家の中に凶悪犯罪の痕跡らしきものは何も見つからなかった。

警察が調べた結果、Aさんは前日の午後11時ごろから映画館で「阿修羅」を鑑賞している最中、スマートフォンを誤って操作し友人に電話をかけてしまったことが分かった。「阿修羅」は悪人たちが生き残りを懸け衝突し合い闘う姿を描いた作品。9月28日に韓国で公開され、公開4日目に観客動員100万人を超えた。

騒動について、韓国のネットユーザーがさまざまなコメントを寄せている。

「だから、映画を見る時はスマホの電源を切ってくれ。映画鑑賞の邪魔だ」
「過ぎてみればおかしなハプニングと言えるけど、物騒な世の中だけに通報した友人たちは偉いね」
「完全にお笑いの世界だ」

「映画の宣伝手法もいろいろだな」
「配給会社の作り話でないなら、本当にいい友人たちだ」
「広告としては新鮮」

「また小説が1本の記事に…」
「いずれにしても、出動してくれた警察には感謝。大変なことになっていたかもしれない」
「何事もなくてよかったけど、警察が気の毒」(翻訳・編集/吉金)

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