人気タレントのすさまじい出演料バブル、中国当局が「限薪令」で抑制をスタート―台湾メディア

人気タレントのすさまじい出演料バブル、中国当局が「限薪令」で抑制をスタート―台湾メディア

9日、中国では人気タレントの出演料バブルが話題だが、中国当局が新たに「限薪令」をスタートさせて解決を試みているという。写真はルハン。

2016年10月9日、中国では人気タレントの出演料バブルが話題だが、中国当局が新たに「限薪令」をスタートさせて解決を試みているという。中国時報が伝えた。

中国ではここ数年、映画やテレビ界でタレントの出演料が膨張し続け、その驚きの数字が海外でも注目されている。今年8月には時代劇ドラマ「如懿伝」の主演コンビ、女優ジョウ・シュン(周迅)と俳優ウォレス・フォ(霍建華)の出演料が、合計1億5000万元(約23億円)に達したと報じられて大きな話題になった。また、人気歌手で俳優のルハン(鹿[日含]/ルー・ハン)は、ドラマ出演料が1億元(約15億円)と報じられたが、こちらは所属事務所が否定している。

制作側にすれば、人気スターを起用することでスポンサー企業が多く集まること、ファンがSNSなどを通じて作品を熱心にPRしてくれるため、宣伝費が大幅に削減できることなど、非常にメリットが多い。しかし、膨らむ出演料が制作費を圧迫し、作品のレベル低下を招いているのが大きな問題だ。

裕福なタレントたちに世間の目が集中するのを避けるため、中国当局も対策に着手している。中国メディアを管理する国家新聞出版広播総局(広電総局)では、出演料を抑えるための「限薪令」をスタート。現在明らかになっている措置の一つは、テレビ各局に対しドラマ作品の版権を購入する際、出演者の顔ぶれにより価格基準を決めてはいけないと通達したというもの。出演料問題を解決に導く足掛かりになるのか注目されている。(翻訳・編集/Mathilda)

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