韓国高速鉄道がギネス級の「超低速」列車に転落危機=韓国ネット「国が狭いんだから仕方ない」「地域の利己主義がすべてを駄目にする」

韓国高速鉄道がギネス級の「超低速」列車に転落危機=韓国ネット「国が狭いんだから仕方ない」「地域の利己主義がすべてを駄目にする」

12日、韓国・聯合ニュースは、最高時速330キロで設計された韓国の高速鉄道KTXが、ギネスブック級の「超低速鉄道」に転落する可能性があると報じた。写真はKTX。

2016年10月12日、韓国・聯合ニュースは、最高時速330キロで設計された韓国の高速鉄道KTXが、ギネスブック級の「超低速鉄道」に転落する可能性があると報じた。

原因は、現在のKTX路線の公州−五松間に世宗駅という新駅の建設が計画されていることにある。新駅建設は、韓国の行政首都として中央官庁が置かれた地元の世宗特別自治市がかねてより熱望しているものだ。しかし公州−五松間はわずか44キロ、KTXなら14分で到着する距離で、間に新駅ができれば、各駅間距離は20キロ余りにさらに短縮されることになる。現在、KTX専用路線の41駅中、駅間距離が最も短いのは天安牙山−五松の28.7キロ、次いで新慶州−蔚山の29.6キロとなっている。世宗駅が新設されれば、世界でもまれにみる高速鉄道の「超ミニ区間」が誕生することになるのだ。

それでなくともKTXの駅間距離は世界標準からみて短い。韓国鉄道施設公団によると、KTXの平均駅間距離は46キロで、海外平均78.5キロの6割ほどにとどまっている。競合の飛行機や高速バスなどと競っていくには、駅間距離を今よりも11.1キロ伸ばし、57.1キロにすべきというのが公団の主張だ。

公州駅を擁する忠清南道や五松駅を擁する忠清北道は、高速鉄道としてのKTXの意義が薄れるなどとして新駅設置に猛反発しているが、ネットユーザーからはむしろ駅新設に賛成の声が数多く寄せられている。

「そもそも五松駅を造るべきじゃなかった」
「五松駅は結婚式場か劇場として使うのが望ましいと思う。五松駅利用者の9割が世宗市民だし」

「五松駅をそのまま世宗に移せるなら新駅に賛成。追加費用がかからないという条件で」
「世宗市への投資がいくらかかったと思ってるんだ!行政機関をフル稼働させるには当然駅を造るべき」

「五松駅も需要のない公州駅も閉鎖すべきだ。地域の利己主義がすべてを駄目にする」
「スピードが問題なら、3つの駅のうち1つに止まればいいだけの話だろう」
「短い駅間がそんなに嫌なら広大な中国にでも行って暮らせ。国が狭いんだから仕方ないだろ」

「五松にも公州にも、そもそもなぜ止まるのか理解できない。乗り降りする人もいないし。みんな自分たちの地域がやたら大都市みたいに思っているようだけど…」
「一歩先すら見通せない政策、これが国なのか?実に情けない。もし税金でなく自分の金だったらこんなふうには使えないだろうに」(翻訳・編集/吉金)

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