韓国メディアが日本にある朝鮮人追悼碑の現状を紹介=ネットに「許せない」と怒りの声殺到

韓国メディアが日本にある朝鮮人追悼碑の現状を紹介=ネットに「許せない」と怒りの声殺到

9日、韓国・MBCは「日本内には日帝時代に強制動員された朝鮮人を追悼する碑が160以上存在するが、一部は右翼の標的となり内容の変更や撤去を余儀なくされている」と伝えた。写真は松代大本営の朝鮮人追悼碑。

2022年4月9日、韓国・MBCは「日本国内には日帝時代(日本による植民地時代)に強制動員された朝鮮人を追悼する碑が160以上存在するが、一部は右翼の標的となり、内容の変更や撤去の受難が続いている」と伝えた。

記事は長野県長野市「松代大本営」の象山地下壕、群馬県高崎市の県立公園「群馬の森」、栃木県日光市の足尾銅山のケースを詳しく紹介している。

「松代大本営」の象山地下壕については「当時約6000人の朝鮮人が動員され、過酷な労働のため300人が命を落とした。1990年代の初め、地元住民らが資料を調べて募金で入り口に追悼平和祈念碑を建てた。市も説明板を設置したが、2013年に説明文の『強制的に』という部分にテープが貼られ、削除された。さらに『強制連行はなかった』という抗議を受けたこともあり、『必ずしも全員が強制的ではなかったなど、さまざまな見解がある』との表記を加えた新しい説明板に付け替えられた」と説明している。

群馬の森については「2004年に市民団体の主導で県の許可を得た上で朝鮮人労働者追悼碑が建てられたが、14年に県から碑を撤去するよう通知があった。追悼式で『強制連行』という発言があったことで追悼集会が政治的集会に変質したことが理由だった。市民団体は訴訟を起こしたが、昨年の第2審で敗訴した」としている。

足尾銅山については「約2400人の朝鮮人が動員され、約70人が亡くなったが、観光地化された銅山にそうした説明書きなどはなく、4キロほど林の中に入っていった所に『足尾朝鮮人強制連行犠牲者慰霊碑』がある。しかし、20年ほど前に市民団体が設置した犠牲者の銘板は長く放置され、判読できないものもある状態だ」と伝えている。

記事は「日帝時代に朝鮮人が強制的に動員された現場は日本全国に2000カ所以上あり、日本人の主導で建てられた追悼碑は確認されているものだけで160カ所以上」だと紹介。「右傾化した今の日本が隠し、消そうとしても、歴史的真実は揺るがない」と結んでいる。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「許せない日本。反省のない日本」「日本は理解できないし、信頼もできない国だ」「歴史を忘れた民族に未来はない」「歪曲(わいきょく)し隠蔽(いんぺい)し、過ちを絶対に認めず、反省せず、自分たちが常に正しいと思っている。だから発展がないんだよ」「国交断絶でいい。過去を反省しない人たちとの国交など意味がない」「日本はこうして後進国になっていく」など、怒りの声が殺到している。

一方で、「韓国政府や外交部が慰霊碑などを管理することはできないのか?」「追悼碑を建てた日本人まで憎むことはできない。庶民の敵は日本ではなく独裁者だから。自分は日本を憎んではいない」などの声も上がっている。(翻訳・編集/麻江)

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