台湾の男性、兵役を逃れるために驚きの手段に―台湾メディア

台湾の男性、兵役を逃れるために驚きの手段に―台湾メディア

台湾メディアの聯合新聞網は11日、台湾のある男性がエイズ患者であると偽って兵役から逃れていたことを報じた。

台湾メディアの聯合新聞網は11日、台湾のある男性がエイズ患者であると偽って兵役から逃れていたことを報じた。中国メディアの観察者網が同日付で伝えた。

観察者網は、「何年もの間、台湾の一部の青年たちは兵役から逃れるために奇策を講じてきた。暴飲暴食で規定の体重を超過したり、精神病のふりをしたり、建物から飛び降りた人もいる。本日(11日)、台湾メディアはまた一人の男性が兵役から逃れるためにエイズ患者に健康診断を手伝わせた事件を報じた」として、台湾の報道を伝えた。

報道によると、検察は「2017年に男性は兵役から逃れるため、友人の紹介でエイズ患者を見つけて身分証明書と健康保険カードを渡し、自分の代わりに健康診断に行かせた。HIVに感染していると診断された男性は、指定病院で再診を受ける代わりに兵役を免除される権利を獲得した。兵役から逃れた後、男性は交際相手の女性と結婚しようとしたが、“エイズ患者”であると記録されたため、診察や治療をするよう通知を受け続けた。そのため、男性は婚約者に自分が“エイズ患者”であると気づかれたくないとの思いから自首することを決めた」と説明。男性は「兵役妨害処罰条例」、文書偽造などの罪に問われた。

さらに検察の調べによると、偽装に加担したエイズ患者の口座には、数件の疑わしい入金があったことが分かった。今回の男性のほか、17〜19年の間に5人の男性がそれぞれ2万〜3万新台湾ドル(約8万6000〜12万9000円)を同じエイズ患者に支払い、いずれも兵役を免除されていた。5人は検察の捜査で罪を自白したという。

検察は前科のない6人を起訴猶予処分としたが、自首した男性は2万新台湾ドルを、他の5人は3万新台湾ドルをそれぞれ支払うこととなった。また、エイズ患者の男性は21年末に亡くなり起訴されなかった。(翻訳・編集/刀禰)

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