3月の中国乗用車市場、全体的に低迷も新エネ車は好調―米華字メディア

3月の中国乗用車市場、全体的に低迷も新エネ車は好調―米華字メディア

11日、米華字メディア・多維新聞は、3月の中国乗用車市場販売台数が前月比で大きく増えた一方で、前年同期比では10%以上のマイナスとなったことを報じた。

2022年4月11日、米華字メディア・多維新聞は、3月の中国乗用車市場販売台数が前月比で大きく増えた一方で、前年同期比では10%以上のマイナスとなったことを報じた。

記事は、中国乗用車市場情報連席会のデータとして、3月の中国乗用車市場小売販売台数が157万9000台で前月比25.6%の増加となったものの、前年同月比では10.5%の減少だったと紹介。今年1〜3月の累計販売台数は491万5000台で、前年同期比マイナス4.5%となったことを伝えた。

そして、中国では3月以降、自動車の主要生産地である吉林省、遼寧省、上海市などで新型コロナの感染が拡大し、第一汽車、華晨BMW、テスラ、上汽GM、上汽フォルクスワーゲンなどの工場が生産停止や減産を余儀なくされたほか、新興メーカーの蔚来も今月9日に新型コロナの影響で3月以降サプライチェーンの生産ラインが続々停止し、完成車の生産も一時停止していることを明らかにしたと紹介している。

一方で、原油価格の上昇と、新エネルギー車に対する社会の認知度上昇に伴い、3月の新エネルギー車販売は総じて良好で、同月の卸売販売台数が45万5000台と前月比43.6%、前年同期比122.4%に達し、累計販売台数も前年同期比145.4%増の119万台に上ったことを伝えた。特に上海汽車、広州汽車といった既存メーカーにおける新エネルギー車の好調ぶりが目立ち、月間の卸売販売台数が1万台を突破した企業は前年同期より2社増えて13社になった。

記事は、4月の中国乗用車市場について、新エネルギー車の好調が続く一方で、新型コロナと半導体供給不足により乗用車小売市場全体では低迷が続く見込みだと伝えている。(翻訳・編集/川尻)

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