韓国、60年使われてきた日本式名称「文化財」を「国家遺産」に変更へ=ネットには賛否の声

韓国、60年使われてきた日本式名称「文化財」を「国家遺産」に変更へ=ネットには賛否の声

11日、韓国・MBCは「日本式の『文化財』という名称が『国家遺産』に改められる」と伝えた。写真は韓国の国立中央博物館。

2022年4月11日、韓国・MBCは「日本式の『文化財』という名称が『国家遺産』に改められる」と伝えた。

記事によると、韓国の文化財庁が同日の会見で、1962年に文化財法が制定されて以来、60年間使用されてきた「文化財」という用語を「国家遺産」と改め、従来の分類体系も変更すると発表した。韓国の文化財法は大部分が日本の法律を援用して作られたもので名称や分類体系も日本の法に従っていたという。「文化財」は遺物の資産や財貨的な性格が強く、分類体系も国際基準と異なっていたと、変更の背景を説明した。名称は「文化財」に代わりユネスコの世界遺産に相応する概念で「国家遺産」とし、その下に「文化遺産」「自然遺産」「無形遺産」という国際基準に合わせた分類を置くという。

今年下半期までに「国家遺産基本法」を策定し、年内の国会通過を目指すとしている。法案が通過すれば、文化財庁も「国家遺産庁」となる見込みだという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「文化財庁という言葉が日本式だったとは知らなかった。日本の残滓(ざんし)が早く全てなくなるといい」「日常生活の中で、知らずに使っている日本語は多いよね」「一つずつ残滓を消していくのはいいことだ」「もっと早くすべきだったが、今からでも決まってよかった」「これを機に、日本植民地時代に日本式に変更された全国地方の名称も元に戻すべきだ」などの声が上がっている。

一方で、「趣旨は理解できるが、英語そのままの用語には何も言わないのに、日本語ばかり税金を使って変更しようというのはどうなのか。『大統領』という言葉も日本語から来てるんだから、それも変えるべきでは?」「民主主義、大統領、総理、民族なども日本式の用語だから変えるべきなのか、という話になる」「名称だけ変えても意味ないだろう。韓国人はポケモンのシールに熱狂してるんだから」「無駄なところにばかり力を入れる」「くだらないところにお金を使わず、文化財の維持、補修に力を入れるべきだ」など、否定的なコメントも多く見られた。(翻訳・編集/麻江)

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