「韓国の葬式」を意味する?大統領就任式のエンブレムが物議

「韓国の葬式」を意味する?大統領就任式のエンブレムが物議

12日、韓国・韓国日報は「尹錫悦氏の大統領就任式公式エンブレムが、葬式の時に用いる死人のためのメドゥプに似ているとして物議を醸している」と伝えた。写真は問題のエンブレム。

2022年4月12日、韓国・韓国日報は「尹錫悦(ユン・ソクヨル)氏の大統領就任式の公式エンブレムが、葬式の時に用いる死人のためのメドゥプ(飾り結び)に似ているとして物議を醸している」と伝えた。

記事によると、11日午後、ネット上のコミュニティーに「第20代大統領就任式エンブレムの説明-死同心結(サドンシムギョル)メドゥプ」と題した文章が書き込まれた。作成者は「就任式のエンブレムに、伝統のメドゥプである同心結(ドンシムギョル=どうしんむすび)を応用したそうだ」「同心結には生同心結と死同心結の2種類がある」と指摘。2種類の同心結を写真で示し、「生同心結は結婚式など生きている人に用いるもの。死同心結は死んだ人、死に装束に用いるものだ」と、違いを詳しく説明している。その上で、5月10日の就任式に用いられるエンブレムは「死同心結だ。知っててわざと用いたのか、これは誰がデザインしたのか」と述べている。

別のネット上のコミュニティーでも、「就任式のエンブレムは死同心結…、悪霊(厄運)をしっかり結つけるという意味だ」との書き込みが見られた。こちらの作成者も「死同心結は死んだ人の遺品を包み燃やす時に用いるメドゥプだ」と説明している。

こうした指摘はコミュニティーやSNSを通じて拡散し、「エンブレムを変えるべきではないか」との声が上がっているという。有名フードコラムニストの黄橋益(ファン・ギョイク)氏は、自身のFacebookで「尹大統領就任式のエンブレムは死同心結を用いている。5月10日、民主共和政大韓民国の葬儀を行うという意味のようだ」と皮肉っている。

政権引き継ぎ委員会の朴柱宣(パク・ジュソン)委員長は、エンブレムの発表時に「約束の象徴である同心結を活用し、新しい大韓民国のための誓いと約束の意味を込めた」と説明していた。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「錫悦氏の葬式か?」「文在寅(ムン・ジェイン)大統領の葬式じゃないの?」「スタート前からこれでは、就任後が不安だな」「どちらかというと生同心結のほうに誓うと思うけど」「死同心結だよ。文政権はもうおしまいだという意味だろう」などの声が見られた。

一方、尹錫悦夫妻が「コンジン法師」と呼ばれるシャーマンに依存しているとの疑惑があったことから、「コンジン法師とゴンヒ(尹氏の妻、キム・ゴンヒ)氏に考えがあってお守りとして用いたのかもしれないよ」「これも妻の意見でしょ」「コンジン法師がじっくり考えて選んだんじゃないか」「全てが巫俗(ふぞく)に結びつく。偶然だろうか?」「国民はシャーマンや法師が国政に関与することを決して認めない」などのコメントも多数寄せられている。(翻訳・編集/麻江)

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