BTSメンバーの兵役、韓国高官「国家の損失」―中国メディア

BTSメンバーの兵役、韓国高官「国家の損失」―中国メディア

5日、環球時報は、韓国の人気グループBTSメンバーの兵役をめぐる議論が繰り広げられている中、韓国の文化体育観光部長官が「(兵役によるメンバー離脱は)国家の損失」と発言したことを報じた。

2022年5月5日、中国メディアの環球時報は、韓国の人気グループBTS(防弾少年団)メンバーの兵役をめぐる議論が繰り広げられている中、韓国の文化体育観光部長官が「(兵役によるメンバー離脱は)国家の損失」と発言したことを報じた。

記事は、韓国・聯合ニュースの4日付報道を引用。韓国で政権交代を目前に控えた4日、黄熙(ファン・ヒ)文化体育観光部長官がBTSの兵役問題に触れ、現在韓国の流行文化が国のイメージアップにつながっていることは明らかとの見解を示し、流行文化従事者が兵役により活動を中断することは「間違いなく国家にとって損失となる」と語ったことを伝えた。

また、黄長官が、仮にBTSメンバーの兵役を免除する規定を設けた場合、それ以外の芸能人に対して兵役免除の機会を与えないことは不公平であり、BTSメンバーが入隊する前に「責任ある声」を発しなければならないと述べ、国会に対してできるだけ早く関連方案を可決するよう呼びかけたとしている。

BTS最年長メンバーのJINは1992年生まれで今年30歳となる。2020年に改定された兵役法により、文化体育観光部長官の推薦があった場合に軍への入隊期限が満30歳になるまで延長されたが、現行法では年内に入隊しなければならない状況だ。また、国に対し傑出した貢献を果たしたアーティストやアスリートに対して兵役を免除する規定があるものの、歌手などの大衆文化芸術者は対象になっていない。

記事は、BTSメンバーの兵役免除を求める声に対して、国防部や国民からの反対は根強く、兵役免除までの道のりは非常に険しいとの分析が出ていることを紹介。国防部はBTSメンバーの兵役免除に対して「慎重に検討しなければならない」と強調してきたほか、特に軍の主力となる20歳の男性に対する兵役免除対象の拡大には強い反対姿勢を示していると伝えた。(翻訳・編集/川尻)

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