卓球は民族的な「天賦の才」?張本智和に続き新たな中国系選手が世界トップ10入り―中国メディア

卓球は民族的な「天賦の才」?張本智和に続き新たな中国系選手が世界トップ10入り―中国メディア

22日、観察者網は現役引退後に海外移住した中国人卓球選手の「2世」が世界の卓球界で台頭しつつあるとする記事を掲載した。

2022年6月22日、中国メディアの観察者網は「卓球は民族的な天賦の才?」と題し、現役引退後に海外移住した中国人卓球選手の「2世」が世界の卓球界で台頭しつつあるとする記事を掲載した。

記事は、13〜19日にペルーのリマで開かれたWTTコンテンダーリマ2022男子シングルス決勝で、ドイツの中国系移民2世である邱党(チウ・ダン)が同じくドイツのオチャロフに4-3で競り勝ち優勝したと紹介。その父親である邱建新(チウ・ジエンシン)は元中国代表選手で、80年代に現役引退後にドイツへ渡り、クラブで指導するようになったとした。また、他の元中国卓球選手とは異なり、邱建新氏はほとんどナショナルチームのコーチを務めたことはなく、常に1人の選手の専属コーチを担当しており、「プロコーチの典型」というべき存在であると伝えている。

その上で、元中国代表の父親を持つ邱党がここ2年で急速に力を着け、世界ランキングトップ10に躍り出たと紹介。同じ境遇の選手として、日本の張本智和の名前も挙げた上で「卓球界では帰化による五輪出場のコストがますます高くなっている。これに伴い、異国での成功を夢見た中国選手が、次の世代の選手を少しずつ輩出し始めるようになった」としている。

記事は、親が中国出身だったとしても「2世」選手は中国で生まれ育った選手とは異なる環境に置かれており、中国選手とは異なった試練やチャンスが待っていると指摘。その例として、邱党と同じ1996年生まれの中国代表選手が今年引退したことを挙げ、種々の理由で遅咲きの開花となった邱党について「もし中国で生まれ、トレーニングを積んでいたら、自分のスタイルを見出すのにここまで時間がかからなかったかもしれない」と評した。(翻訳・編集/川尻)

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