101歳の元ナチス収容所看守に禁固刑、韓国の徐教授「日本も学ぶべき」

101歳の元ナチス収容所看守に禁固刑、韓国の徐教授「日本も学ぶべき」

1日、韓国・聯合ニュースは、ナチスに加担したとして101歳の男性が禁錮刑になったことを受け、徐敬徳教授が「日本は見ているか」と発言したと伝えた。写真は第2次世界大戦中のナチス・ドイツの強制収容所。

ドイツの裁判所が先月28日、第二次世界大戦当時、ナチスの戦争犯罪に加担したとして、101歳の男性に禁錮5年の判決を下した。1日、韓国・聯合ニュースは、これを受けて誠信女子大学の徐敬徳(ソ・ギョンドク)教授が「日本は見ているか」と発言したと伝えた。

記事によると、ヨーゼフ・シュッツ被告(101)は1942〜1945年にザクセンハウゼン強制収容所で看守として働いており、受刑者3518人の殺害をほう助したとして、昨年、起訴された。法廷に立ったナチス戦犯では最高齢だという。

これと関連し、徐教授は今月1日に自身のSNSを更新し、「日本はこうしたドイツの状況を見ているか?日本はドイツの戦後処理を見て学ばなければならない」と主張。「日本は今年も強制労働の歴史的事実を隠し、佐渡金山をユネスコの世界遺産に登録しようとしている」「反省や謝罪どころか、歴史の歪曲(わいきょく)ばかりしている」と批判している。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「今の世代、未来の世代が日本の行為を忘れないよう、政府がしないなら誰かが持続的に活動しなければならない。徐教授に感謝します」「歴史を忘れた民族はまた犯罪を繰り返す」「これこそが正義だ。日本はもちろん、韓国も学ばなければいけない」など、徐教授の行動を称賛する声が寄せられている。

しかし、多くのコメントは「日本とドイツは単純比較できない」と指摘する内容となっている。「でもドイツも戦勝国にしか謝罪してない」「ドイツの歴史清算は日本と比較にならないものだが、もう少し深く見ると実情は違ってくる。ユダヤ系や隣国には何度も謝罪しているが、ドイツ帝国時代のアフリカ諸国に対する蛮行や、ジプシーの虐殺については言及さえしていない」「ドイツが今も断罪しているのは、人類最悪の犯罪であるユダヤ人虐殺を行ったナチスでは?植民地支配した国に対する反省と断罪ではない。日本とはケースが違う。植民支配への反省と謝罪は、真意はどうあれ日本も何十回と行っているが、ドイツは一度もしたことがないはず」「朝鮮は日本と戦争してないし、第二次世界大戦の戦勝国と、日本の侵略戦争の被害当事国である東南アジア諸国は問題視していない。日本にドイツを見習えと主張する人は、ドイツが植民地としていたアフリカに何をしたか、どんな補償をしたか知っているのか」などの声が上がっている。(翻訳・編集/麻江)

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