中国の量子技術開発、米国のステルス技術を無効にする可能性―米メディア

中国の量子技術開発、米国のステルス技術を無効にする可能性―米メディア

米学術誌ブレティン・オブ・ジ・アトミック・サイエンティスツのウェブサイトはこのほど、「中国が量子技術の開発を進めている」と報じた。写真は天安門広場。

2018年3月18日、参考消息(電子版)によると、米学術誌ブレティン・オブ・ジ・アトミック・サイエンティスツのウェブサイトはこのほど、「中国が量子技術の開発を進めている」と報じた。筆者は新アメリカ安全保障センター(CNAS)のエルサ・カニア客員研究員。

記事によると、中国は米国のステルス技術を無効にする可能性があるレーダーや、画像、通信などにおける量子技術の開発に力を入れているとされ、量子技術を使った暗号化や通信の分野ではすでにフロントランナーの地位にある。世界初の量子衛星「墨子号」も打ち上げ、量子ネットワークの構築など、さまざまな実験を重ねているという。

米国は量子技術の分野ではパイオニアとして君臨してきたが、2017年には量子コンピューターの計算能力でグーグルの保持していた記録が中国科技大学のチームに破られた。量子コンピューターが実用化されれば、現在のスーパーコンピューターをはるかに上回る計算能力が運用できるようになり、現在の暗号化技術は大半が無効にされることにもなるという。

16年9月には「中国の電子科技集団有限公司の研究所が量子レーダーシステムの開発に成功した」と報じられ、中国は量子技術の研究を加速させている。(翻訳・編集/岡田)

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