中国市場の変化に乗り遅れた外国ブランド、中国ブランドにシェア奪われる―英紙

中国市場の変化に乗り遅れた外国ブランド、中国ブランドにシェア奪われる―英紙

20日、英紙フィナンシャル・タイムズは、中国市場の変化に適応できない外国の日用品ブランドが中国ブランドにシェアを奪われていると伝えた。資料写真。

2017年6月20日、英紙フィナンシャル・タイムズは、中国市場の変化に適応できない外国の日用品ブランドが中国ブランドにシェアを奪われていると伝えた。

収入の増加に伴い、中国のホワイトカラー消費層は徐々により高価で品質の優れたブランドを志向するようになった。飲料水や果汁飲料、シャンプー、さらにはトイレットペーパーといった日用品においてだ。ベインキャピタルなどが実施した調査では、中国の現地企業がハイエンド市場でのシェア獲得の勢いを強めており、ネスレやユニリーバといった多国籍企業ブランドの日用品26種類中、18種類が市場シェアを失ったという。

中国の都市部における日用品市場が昨年3%増加したのに対して、本土企業の販売額は8%以上増加し、外国ブランドの1.5%増を大きく上回った。中でも消費者の本土ブランド志向が強くなっているのが、化粧品や果汁飲料などもともと外国企業が主導してきた商品であり、例えば中国の飲料メーカーである匯源や農夫は中間層の健康ニーズを捉え、外国企業に差をつけた。

記事は「中国で急拡大しているEC業態に速やかに適応できたことも、中国企業の勝因の1つと言えそうだ。中国の日用品企業はより本土市場を重視している。そしてイノベーション性は外国企業に引けを取らないばかりか、むしろ高いほど。外国企業の方が官僚主義的になってしまっている」と伝えている。(翻訳・編集/川尻)

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