豪大学の財政は中国人留学生の学費頼み―豪華字メディア

豪大学の財政は中国人留学生の学費頼み―豪華字メディア

オーストラリアの大学の財政は中国人留学生の学費にかなりの割合で依存しているとする新しい分析が発表された。

2017年6月21日、オーストラリア華字メディアの新快網によると、オーストラリアの大学の財政は中国人留学生の学費にかなりの割合で依存しているとする新しい分析が発表された。環球網が伝えた。

報道によると、オーストラリア最古の名門大学、シドニー大の経費の6分の1は中国人学生の学費から直接得られている。同大は100以上の国から留学生を受け入れていると言われるが、全学生5万9000人のうち1万2000人以上が中国から来ているという。中国の学生は、同大の昨年の営業収入22億豪ドル(約1846億円)の16%に相当する3億5400万豪ドル(約297億円)を提供している。実際の貢献度はこの数字をはるかに上回るとの情報もある。中国からの入学者はより学費の高いコースに偏っているためだ。同大のビジネススクールの学生の大多数が中国人であり、MBA課程の学費は6万豪ドル(約503万円)にも上る。

ニューサウスウェールズ州が今月発表した報告書によると、同州の10大学の昨年の収入の24%が留学生から来ている。この割合は2012年は18%であり、同期間中に大学の財源への貢献度が6%低下した連邦政府からの資金提供を補うものとなっている。

シドニーとニューサウスウェールズ州の研究集約型大学では昨年、留学生が占める割合がそれぞれ対前年比5.1%と3.5%上昇している。昨年のシドニー大の1億3700万豪ドル(約114億円)の収入のほとんどが留学生のポケットから来ている。

シドニー大もニューサウスウェールズ大も中国人留学生の数と彼らが納めている学費について公表することを拒んでいる。ニューサウスウェールズ大の広報担当者は「オーストラリアの他の大学と同様に、留学生の最大の出身国は中国だ。中国は教育の重要性に対する強い文化的意欲を持っている」とだけ語っている。

ニューサウスウェールズ大では留学生の3分の2を中国人が占めており、その数はそれに続く9カ国の総和の2倍となっている。専門家は中国からの学生が減少すれば大学には「財政災害」が待ち受けていると警告している。(翻訳・編集/柳川)

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