日本人はなぜ中国人のように電子決済を使わないのか、そこから見える日本の問題点―華字紙編集長

日本人はなぜ中国人のように電子決済を使わないのか、そこから見える日本の問題点―華字紙編集長

22日、日本新華僑報網の蒋豊編集長は、中国のポータルサイト・今日頭条で「日本人はどうして電子決済を使わないのか」とするコラムを掲載した。写真はアリペイ(支付宝)。

2017年6月22日、日本新華僑報網の蒋豊(ジアン・フォン)編集長は、中国のポータルサイト・今日頭条で「日本人はどうして電子決済を使わないのか」とするコラムを掲載した。

記事は、日本人も中国人も「スマホで遊ぶ」ことが好きであるが、日本人の「スマホ遊び」はゲームやチャットが中心のまさに「遊び」であり、中国人のように二次元バーコードでの決済や資産運用、シェアサイクル、ネットバンキングといった使い方をする人はごくわずかであるとしている。

そのうえで、「近年日本では、中国の日進月歩の発展に対してしきりに感慨を抱くようになった。スマホの使い方もその1つであり、まるでワンダーランドに迷い込んだ子どものようである」と説明。その様子からは、「日本の経済や社会、国民の心に関する多くの問題が見えてくる」と指摘した。

1つ目の問題として、「日本の消費産業モデルが長きにわたり閉鎖的かつ単調だったために、もはやスピーディーに高い収益をあげるインターネットの時代についていけない」と指摘した。

2つ目は、「社会の閉塞性と経済の停滞により、日本人の新しい物を受け入れる力が低下し続けている」とした。

3つ目に挙げたのは、「高齢化社会の深刻化に伴うイノベーション活力の欠如」だ。日本社会自体が「高齢化」していて先進のものを受け入れられないうえ、若者世代も社会の発展、国民生活、経済の動向、産業の発展に対する関心と情熱を失っていることを問題点として示した。

そして4つ目には、「日本政府による関連産業インフラ作りやサービスへの力の入れ具合が明らかに不足している」点を挙げている。

文章は最後に「中国人の『スマホ遊び』に対する日本人の感慨には、多くの悲しさとやるせなさが含まれているのかもしれない」と結んだ。(翻訳・編集/川尻)

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