中国の子どもが日本の子どもに劣っているのは素養ではない―中国コラム

中国の子どもが日本の子どもに劣っているのは素養ではない―中国コラム

28日、中国のポータルサイト・捜狐に日本の幼稚園の給食に関するコラムが掲載され、中国の教育の問題点を指摘している。写真は中国。

2017年6月28日、中国のポータルサイト・捜狐に日本の幼稚園の給食に関するコラムが掲載され、中国の教育の問題点を指摘している。

ネットでは日本の幼稚園の給食の風景と中国の児童の昼食風景を紹介し、「日本は静かで中国は騒がしい」と評価する声があるが、ではなぜ中国の児童の昼食は騒がしいのか。

まず、家庭内の問題が考えられる。中国では食事をしながら会話するのが一般的で、一人っ子ともなると会話の中心は子どもになってしまう。家庭内での食事にかかわらず、友人同士の集まりなども交流を第一にするため、「食事中は静かに」と教育する人はまずいない。

学校での教育も同様で、今の中国の学校は学びに重点を置いており、受験に対応した教育内容となっている。そのため、食事やあいさつ、礼儀といった生活習慣に関する教育はおろそかとなっている。

詰め込み教育で子どもが重圧を感じている中で、彼らにとって食堂でのリラックスはとても重要ともいえる。つまり、中国の児童の食事が騒がしいのは子ども自身に問題があるのではなく、中国の教育自体に問題があると言える。静かに食事をする習慣を作るには長い過程が必要だが、親や学校、各方面が本腰を入れて取り組めば難しいことではない。

日中の子どもを比べて中国の将来を案じる声もあるが、そこまで悲観することはない。日本の子どもが中国の子どもより優れているのは素養ではなく、恵まれた環境であり、心配すべきは子どもではなく中国の教育だ。(翻訳・編集/内山)

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