豪政府が中国大使館に大量の盗聴器、再建余儀なくされたと中国メディア

豪政府が中国大使館に大量の盗聴器、再建余儀なくされたと中国メディア

豪州では中国スパイ脅威論が相次いで報じられているが、中国も在オーストラリア大使館に大量の盗聴器が仕掛けられた過去があるという。資料写真。

2017年6月29日、中国メディア・環球網によると、オーストラリアでは「中国のスパイが政界にも深く浸透し、国家安全保障が脅かされている」と相次いで報じられているが、中国もスパイ被害に遭っており、在オーストラリア中国大使館は大量の盗聴器が仕掛けられたこともあるという。

米国や英国を中心とする5カ国から構成される情報機関の協定「ファイブ・アイズ」にはオーストラリアも加わっている。中国の国家安全保障に関わる人物が26日、「オーストラリアは被害者などではない」と話した。

この人物によると、オーストラリアが中国に対して行っているスパイ行為は、さまざまな身分になりすまして中国の出先機関や現地の中国人に近づいたり、「中国人スパイの脅威」を防止するため大使館や現地の中国人に対して厳しく監視したりしているほか、オーストラリア情報機関から情報提供を命じられることもあるという。

また、オーストラリアは中国から技術を盗み取ろうとする活動も行っている。1990年代には中国大使館に大量の盗聴器を仕掛けたことが報じられ、中国政府は大使館の建物を再建しなければならなくなった。

そのほか、中国の国家安全保障機関が調査を行う際に、それが正規の手続きを踏んだ適法の調査であっても、オーストラリアが妨害してくることもあり、「オーストラリアが中国に対して公然とスパイ活動を行っている一方で、中国スパイ脅威論を流布しているのは、まるで泥棒が泥棒を捕まえろと叫ぶようなものだ」と話した。(翻訳・編集/岡田)

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