香港返還から20年、なぜ中国車は香港市場へ入り込めないのか?=「結局のところ質がダメ」の声

香港返還から20年、なぜ中国車は香港市場へ入り込めないのか?=「結局のところ質がダメ」の声

1日、中国のポータルサイト・今日頭条が、香港返還から20年経っても中国車が香港市場へ入り込めない理由について分析する記事を掲載した。これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。写真は香港のタクシー。

2017年7月1日、中国のポータルサイト・今日頭条が、香港返還から20年経っても中国車が香港市場へ入り込めない理由について分析する記事を掲載した。

記事は、香港返還から20年の間に、香港では一国二制度のもと、経済、政治、文化の面でさまざまな変化があったと指摘。ところが、自動車だけは中国ブランドは香港市場に入り込めていないという。

その理由の1つに、香港は「右ハンドル」であることが関係しているという。英式の習慣を多く残している香港では、自動車は左側走行で、運転席が右側だが、中国は逆であるため何かと不便だという。

2つ目の理由は、「排出基準」の違いだ。香港では欧州基準を採用しているのに対し、中国国内では独自の基準を採用している。さらに香港はガソリンの質も高いが、中国国内のガソリンの質は低いため、エンジンを調整する必要があるという。

3つ目の理由は「消費者の概念が異なること」だ。土地が狭くて人が多い香港では、小型ながら車内空間の広い日本車が人気だが、中国ではSUVなどの大型車が好まれるためだという。

4つ目の理由は、「販売ルート」だ。中国とは異なり、香港では販売店では車の販売しかしておらず、しかも歴史的に輸入車を扱っているため、中国車を選択することはないという。5つ目の理由は、「中国ブランド車は輸出が少ない」という根本的な問題だ。合資は中国独特の方式なので輸出することはなく、中国ブランドは小さな香港市場を相手にしていないという。

これに対し、中国のネットユーザーから「中国人ですら中国車のことは認めてないからな」、「結局のところ中国車は質がダメなんだよ。香港は自由市場だ。質が悪ければ淘汰される」など、中国車に問題があるとの意見が多く寄せられた。

また、「香港返還から20年なのに、文字もレールも度量衡も貨幣も統一されていない。これこそ悲しむべきこと」と、別のことを嘆くコメントもあった。(翻訳・編集/山中)

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