中国人観光客が日本の消防署を撮影していると…予想外の展開で申し訳ない気持ちに―中国コラム

中国人観光客が日本の消防署を撮影していると…予想外の展開で申し訳ない気持ちに―中国コラム

中国の書籍投稿アプリ・簡書に9日、「私が日本旅行にはまった理由」と題したコラムが投稿され、作者が魅了された日本旅行の特徴がつづられている。資料写真。

中国の書籍投稿アプリ・簡書に9日、「私が日本旅行にはまった理由」と題したコラムが投稿され、作者が魅了された日本旅行の特徴がつづられている。

私はかつて出不精な人間で旅行に興味など全くなかった。今では恋人の影響で多くの国に旅行し、自身のある変化に気が付いた。それは日本を忘れられなくなったということだ。旅行は一度で満足し再び訪れることはない場所と、何度訪れても飽きない場所の二つがある。私にとって日本はまさに後者で、無理に休みを取ってまで行くことも少なくない。なぜ日本にそこまで魅了されているのか、整理してみたいと思う。

安全と聞いて治安を連想する人が多いため「日本は治安が良いため安全なのは当たり前」と考える人もいる。だが、私が思う安全は少し違う。日本の駅前では客待ちのタクシーを見かけることがある。彼らは整然と並び、決して自ら客を呼び込んだりクラクションを鳴らしたりはしない。一方で助けを求めると親切に対応してくれる。邪魔されず助けを求めたら真剣に接してくれるこの距離感に安心感を覚え、リラックスできるのだ。

買い物をした際にプレゼント用であると伝えると、日本では自然と値札がカットされきれいな包装紙で包んでくれる。プレゼントを受け取った人が喜ぶための包装や値札で気まずい思いをしないよう客の立場になって考えている。

以前青森の浅虫で消防署の門に描かれたイラストに目を引かれたことがある。私と友人が遠慮して遠目から写真を撮っていると、男性が現れ大きな声で話しかけてきた。撮影しないよう怒られているのかと委縮していると、消防署の門が開き中に案内された。中には精密な機械や消防車が置かれていたが、思う存分見学や撮影をさせてくれた。このことは私の印象に強く残っており、警戒する私たちに対し日本人は友好的に接してくれ、私はまるで自分が何か悪いことでもしたかのような申し訳なさを覚えた。

日本に訪れると、通行人や警察官、店員など、多くの笑顔に出会うことができる。笑顔は伝染するようで、今では私も見知らぬ人に対しても笑顔を浮かべ親切に接するように心掛けている。中国のネットでは、日本での苦労話を披露する文章を目にすることがある。ただ、観光と生活は別物。私は単純に日本の旅行を楽しんでおり、安心でき真面目で友好的な笑顔あふれる日本が何より好きなのだ。(翻訳・編集/内山)

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