中国人に商売を奪われる…ドイツ企業がハンブルク当局に中国資本拒否を要求―独紙

中国人に商売を奪われる…ドイツ企業がハンブルク当局に中国資本拒否を要求―独紙

ドイツ・ハンブルクの企業団体が現地当局に対し、ハンブルグ港への中国資本による投資を拒否するよう求める書簡を出した。写真はドイツ。

2017年7月18日、環球時報によると、ドイツ・ハンブルクの企業団体が現地当局に対し、ハンブルグ港への中国資本による投資を拒否するよう求める書簡を出した。

ドイツ紙ハンブルガー・アーベントブラットは17日、ハンブルク港企業協会の会長がハンブルク州のホルヒ経済大臣に対し、中国資本による全自動コンテナふ頭建設計画を拒否するよう要求する書簡を送ったとしている。

同港が実施した発展計画コンペで中国企業が出した全自動コンテナふ頭計画が現地のライバルに勝利した。構想の面積は42ヘクタールで、大型物流センターが含まれるという。

記事は「新たに全自動コンテナふ頭が建設されれば、必然的に業務の再分配が起こる。中国人に商売を奪われることを心配しているのだ。同港企業協会はコンテナふ頭が生産過剰になると主張しており、ドイツ最大の労働組合組織であるドイツサービス業界組合も現地の就業機会を奪うとしてプロジェクトに反対している。ハンブルク当局は今のところ正式に認可していないと回答した」と伝えている。

環球時報は、この件について多くのドイツメディアが「ハンブルク港が中国のものになる」などと報じたことを紹介。週刊誌デア・シュピーゲルは17日に発表した評論で「今年1〜6月の中国資本による外国港湾プロジェクト投資額は前年同時期の99億7000万ドル(約1兆1100億円)から倍以上の201億ドル(約2兆2500億円)にまで増加した。中国による港湾投資は欧州北部に拡大しており、ハンブルクもその1つだ」と解説した。(翻訳・編集/川尻)

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