中国の都市部で地下鉄建設ラッシュ、地下数十階の深さにも―仏メディア

中国の都市部で地下鉄建設ラッシュ、地下数十階の深さにも―仏メディア

24日、仏AFP通信によると、中国では上海、浙江省蘇州や杭州などの各都市で地下鉄の建設ラッシュが続いている。地下数十階レベルの深さまで掘り下げるケースもあるという。写真は南京市の地下鉄。

2017年7月24日、仏AFP通信によると、中国では上海、浙江省蘇州や杭州などの各都市で地下鉄の建設ラッシュが続いている。地下数十階レベルの深さまで掘り下げるケースもあるという。参考消息網が伝えた。

上海市では地下鉄14号線が35%延伸される予定で、20年には地下鉄の総延長は830キロに達する見通し。米ニューヨークやシカゴの地下鉄をしのぐ規模になる。

中国の都市人口は、1950年には人口全体の12%だったが、今は55%まで上昇している。中国政府は2030年までに人口の7割、約10億人を都市化させる目標を掲げている。都市化により農村人口の貧困を解消したい考えだ。

これを受けて上海の人口も2000年の約2000万人から現在約2400万人まで急増。30年には約3000万人に達すると予測されている。1日当たりの地下鉄利用者数も4月末、過去最高の1186万7000人を記録した。

中国では大都市への人口集中に伴い、地下鉄建設への投資が急増。16年から20年までで2兆元(約32兆円)を超える見通しだ。建設ラッシュは大都市から地方の中小都市へ波及。内陸部の重慶市では建設中の地下鉄10号線が、「国内最深」の地下94メートルの深さまで掘り下げられたという。(翻訳・編集/大宮)

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