礼儀正しいイメージの日本、実は痴漢がチャンスを狙ってる―中国紙

礼儀正しいイメージの日本、実は痴漢がチャンスを狙ってる―中国紙

24日、環球時報は「夏は危険!」と題し、日本の痴漢についてまとめた記事を掲載した。資料写真。

2017年7月24日、環球時報は「夏は危険!」と題し、日本の痴漢についてまとめた記事を掲載した。

記事は冒頭、「日本人は礼儀正しい、ルールを守るといったイメージが持たれているが、実は電車内などでは『痴漢』と呼ばれる不届き者がチャンスを狙っている」と指摘する。さらに、ある調査で「日本の女性の6割近くが痴漢被害に遭っており、ほとんどが泣き寝入りしている」との結果が出たことを説明し、実際に被害に遭ったという二人の声を紹介。このうちの一人、高木さん(仮名)は前の晩に友人とお酒を飲んで翌日の始発で帰宅する際に被害に遭ったそうだ。場所は地下鉄車内。高木さんは「今後、ホットパンツ姿で外出したりしない。どんなに眠くても家まで我慢する」と話しているが、記事は「地下鉄で一番危険なのは朝晩のラッシュの時間帯。かっちりとした服装でも被害に遭うことはある」と説明する。

記事はまた、毎日の通勤で埼京線を使っているというもう一人の被害者、張雪さん(仮名)の「通勤は痴漢との戦いと言っていいくらい」「車内で大声を出せなかったので痴漢してきたビジネスマン風の相手の足を思い切り踏みつけた」との言葉を取り上げ、「日本の交通機関は時間に正確。決まった時間に乗り降りする通勤族は多く、張さんは車両を変えたり、乗る時間をずらしたりするしかなかった」とつづる。

記事はこのほか、環球時報関係者が名古屋の雑貨店で痴漢に遭遇した時の経緯や痴漢にはさまざまな手口があることを紹介し、鉄道会社などが女性専用車両の導入や注意喚起ポスターなどの対策を行っていることを指摘。女性の側でも痴漢撃退グッズを購入するなど積極的な動きが見られることを解説した上で、張さんが「痴漢被害に遭ったら声を上げなくても体の向きを変えるなどして『嫌だ』と意思表示をすることが大切」と話していることを伝えた。ただ、張さんは警察に被害を届け出ていないそうだ。その理由について本人は「状況説明や捜査協力には時間も労力もかかる。それに、警察はこういう状況をとっくに把握していると思う」と語ったという。(翻訳・編集/野谷)

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