日韓との軍事的関係深めるドイツ、軍需産業の重要な顧客―独メディア

日韓との軍事的関係深めるドイツ、軍需産業の重要な顧客―独メディア

29日、ドイツが日本と韓国との間で軍事的関係を深めている。東アジア情勢が緊迫の度合いを強めていることなどが背景にあるという。写真はベルリン。

2017年7月29日、参考消息(電子版)によると、ドイツが日本と韓国との間で軍事的関係を深めていると、独メディアが報じた。いずれも東アジアにおける中国のライバル国で、日本の兵器市場は拡大し続けているという。

独サイト「ジャーマン・フォーリン・ポリシー」によれば、ドイツ国防省は日本との間で日・独防衛装備品・技術移転協定に署名したばかり。両国間で移転される防衛装備品および技術の取り扱いに関する法的枠組みを設定する協定で、両国の協力関係がいっそう強化されることになる。

一方、韓国も独軍需産業の重要な顧客で、その関係は深まっている。01〜12年の間にドイツが韓国に輸出した兵器は44億ユーロ(約5720億円)にのぼり、その後も年2〜5億ユーロの規模で輸出が続いている。その中には、214型潜水艦も含まれている。また、パトリオットミサイルや空対地巡航ミサイル「タウルス」、自動小銃や弾薬も多数をドイツHK社から輸入している。

ドイツは人材交流の面でも積極的に働きかけを行っている。このように、軍事面での協力関係を深めている背景には、東アジア情勢が緊迫の度合いを強めていることや、米国や欧州連合(EU)も南シナ海や東シナ海における影響力を巡って中国と勢力争いをしていることがあると、記事は伝えている。(翻訳・編集/岡田)

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