台湾の輸出額が11カ月連続で増加、今後も予測を上方修正する可能性

台湾の輸出額が11カ月連続で増加、今後も予測を上方修正する可能性

台湾政府は8日、8月の輸出額は11カ月連続で増加し、前年同月比12.7%増だったと発表した。中国大陸部および香港向け輸出も同14.5%増と、大きく増加した。写真は台湾総統府。

中華民国(台湾)政府・経済部国際貿易局は8日、8月の輸出額は11カ月連続で増加し、前年同月比12.7%増の277億7000万ドル(約2兆9900億円)だったと発表した。中国大陸部および香港向け輸出も同14.5%増と、大きく増加した。

台湾の輸出額は2015年通年が前年比10.9%減の2853億4000万ドル(約30兆7700億円)、16年が同1.8%減の2803億2000万ドル(約30兆2300億円)などと通年でのマイナス成長が続いていた。しかし16年10月にはプラス成長に転じ、17年になってからも2月が前年同月比27.6%増になるなど、月ごとの輸出額が前年同月を上回る状態が続いている。

17年1〜8月の輸出額は前年同期比12.5%増の2025億9000万ドル(約20兆8500億円)で、輸入は同13.8%増の1686億9000万ドル(約18兆1900億円)といずれも2桁台成長、貿易総額は同13.1%増の3712億9000万ドル(約40兆400億円)、貿易黒字は同6.7%増の339億ドル(約3兆6600億円)となった。

経済部国際貿易局が発表した統計表によると、8月における国と地域別の輸出額は中国大陸部および香港向けが前年同月比14.5%増の113億9000万ドル(約1兆2300億円)、東南アジア諸国連合(ASEAN)向けが同19.0%増の53億5000万ドル(約5800億円)、米国向けが同7.1%増の32億5000万ドル(約3500億円)、欧州向けが同7.7%増の24億8000万ドル(約2700億円)、日本向けが同6.2%増の17億2000万ドル(約1900億円)。

台湾の中央広播電台(中央ラジオ)は8日発表の貿易統計を受け、行政院主計総処(台湾政府統計局)は17年7〜9月期の輸出額を前年比10.6%増としているが、改めて上方修正する可能性があると報じた。(翻訳・編集/如月隼人)

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