音楽は無料で楽しむもの?5割以上の中国人が「アプリで音楽を楽しむ時は代金を支払うべきではない」―中国ネット

音楽は無料で楽しむもの?5割以上の中国人が「アプリで音楽を楽しむ時は代金を支払うべきではない」―中国ネット

12日、中国メディアの新京報が、中国人は音楽に費やす金額が非常に少ないと伝えた。これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。資料写真。

2017年9月12日、中国メディアの新京報が、中国人は音楽に費やす金額が非常に少ないと伝えた。

中国メディア大学が公表した「中国デジタル音楽産業発展報告」によると、中国の音楽ソフト市場規模は米国の26分の1に過ぎないが、音楽配信では世界一の規模で、音楽配信全体の生産額は143億2600万元(約2400億円)に上った。

調査によると、音楽ソフトの購入やコンサートに代金を支払うことに誰も反論しないものの、アプリで音楽を聞くことについては、52.55%の中国人が「代金を支払うべきではない」と回答した。しかし、外国では状況は全く異なり、例えばSpotifyでは有料プランによる収益が全体の89.67%を占めていると指摘。中国では音楽関係のアプリの収入は広告頼みだという。

そのため、中国の音楽配信企業は著作権に関して法の抜け穴を探すようになり、著作権をめぐって問題になることが多々ある。また、そもそも著作権に対する意識が低いため、アーティストの収入が低くなり、米国のアーティストと比べるとその収入比は11分の1に過ぎないと伝えた。

これに対し、中国のネットユーザーから「お金を払って音楽を聞くなんてあほじゃないか」「収入は国際レベルに追い付いていないのに、消費は国際レベルと比べるのか」などのコメントが寄せられ、やはり音楽は無料で楽しむものとの考えが強いようだ。

また、「中国の音楽でお金を払う価値のある歌がどれほどあるというのだろう」「そんなことより不動産に消費する金額を比較しよう」という意見もあり、中国では著作権に対する意識を高めるにはまだまだ時間がかかりそうだ。(翻訳・編集/山中)

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