訪日中国人観光客、日本人よりも現地をよく知る人も―中国紙

訪日中国人観光客、日本人よりも現地をよく知る人も―中国紙

23日、環球時報は、春節の時期に海外旅行をした中国人観光客の消費傾向の変化について紹介する記事を掲載した。写真は東京。

2018年2月23日、環球時報は、春節の時期に海外旅行をした中国人観光客の消費傾向の変化について紹介する記事を掲載した。

中国国家旅遊局が21日に発表した「2018年春節休暇観光市場のまとめ」によると、今年の春節期間中、中国人観光客は国内の200近い主要都市から世界68の国・地域、国内外の730都市を訪れたという。

スイス紙ハンデルスツァイトゥングは21日、「世界には中国人観光客ほど欧州経済にこれほどまで重要な影響を与える観光客はいない」と報道。ドイツ紙ハンデルスブラットは「中国の中産階級はますます拡大しており、欧州旅行をする層も女性観光客や家族旅行が主流になりつつある。これも中国人消費者の欧州での消費がより実用化している要因である」と伝えているという。

ドイツ・ケルン大学の経済学者は「中国人消費者の消費行為はより理性的になっている。中国人観光客はより多元化しており、特に中高年の消費者が商品のコストパフォーマンスを重視するようになった。高級品が中国でも買えるようになったことも大きい。そして、中国人消費者が欧州にやってくる目的がショッピングだけではなくなり、より多くが文化体験などにお金を使うようになった」と分析しているという。

記事は、日本のメディアでもその「変貌ぶり」が伝えられていると紹介し、「数年前は何十万円もの宝飾品や家電製品を大量に購入することで注目を集めたが、近年はショッピング熱が冷めた。日本の情緒があり、大型観光ツアーが来ない場所を求めるようになった。北海道の流氷船に乗る中国人観光客は去年に比べて大幅に増え、江戸時代の情緒が残る川越の散策も中国人に人気」などと伝えた。消費の傾向についても、「日本人と一緒に餅つきをしたり、雪遊びをしたりなど体験型に変わりつつある。日本人よりも現地のことをよく知っている中国人観光客もいるほど」などと伝えられていることを紹介した。(翻訳・編集/川尻)

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