中韓の領海摩擦、今年レベルアップか?―米華字メディア

中韓の領海摩擦、今年レベルアップか?―米華字メディア

1日、米華字メディア・多維新聞が「中韓の領海摩擦は18年にレベルアップか?」と題する記事を掲載した。資料写真。

2018年3月1日、米華字メディア・多維新聞が「中韓の領海摩擦は18年にレベルアップか?」と題する記事を掲載した。

記事は韓国・朝鮮日報の報道を引用したもので、これによると中国海軍の艦艇は昨年、前の年の約8倍となる80回以上にわたって黄海にある中韓両国の排他的経済水域(EEZ)の中間線を突破した。中間線は両国の合意によって定められた境界線ではないが、韓国政府は国際慣例に基づきこれを境界線としているという。同政府などは1日、「中国の艦艇は昨年、この中間線を頻繁に越え、軍事活動を行った」と表明しており、この背景には中国の大型艦艇の黄海での訓練が大幅に増えたことがあるとみられているそうだ。

記事によると、今年は先月までに中国による約20回の越境が確認された。この勢いが続けば今年の越境回数は昨年を超える見込みという。記事はさらに、中国が黄海にソノブイ(音響探知機を備えたブイ)を設置したとされる問題について、韓国政府関係者が「以前に比べ韓国の海域により近い場所にブイが設置された。政府は越境や軍事用ブイの設置について中国側に抗議を続けているが、中国は反応を示していない」とコメントしたことを伝えたほか、「中韓の摩擦は空でも起きている」として中国軍機が先月27日に韓国の防空識別圏(ADIZ)に入ったことを取り上げた。中国軍機による韓国ADIZ入りは今年2回目だ。(翻訳・編集/野谷)

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