日本で蘭州ラーメンの普及に奔走する、本場出身の在日中国人―中国メディア

日本で蘭州ラーメンの普及に奔走する、本場出身の在日中国人―中国メディア

9日、中国新聞網は、近ごろ日本で人気が出始めている蘭州ラーメンをさらに広めようと奔走する本場蘭州出身の在日中国人を紹介した。写真は東京の蘭州ラーメン店。

2018年3月9日、中国新聞網は、近ごろ日本で人気が出始めている蘭州ラーメン(牛肉麺)をさらに広めようと奔走する本場蘭州出身の在日中国人を紹介した。

日本甘粛同郷会の名誉会長を務める56歳の王●(ワン・シン、●は日+斤)さんは蘭州出身。30年ほど前に日本にやってきた。8日に中国新聞網の取材を受けた王さんは「同郷会の華僑100人が、本場の蘭州牛肉麺やその文化を日本の中国料理店に伝える準備を進めている」と語った。王さんは現在、日本人の妻とともに連日蘭州にある牛肉麺店を数多く訪れ、本場のエッセンスを集めて回っているという。

王さんは「実は、10年近く前からこの計画はあった。しかし、日本には麺の独特な食感を出す『蓬灰』を輸入することができず、棚上げ状態になっていた。昨年から日本では、蘭州で学んだという日本人が開いた店がきっかけで蘭州ラーメンブームが起きている。日本のメディアも盛んに紹介しており、反響も大きい。同郷会では、これは絶好のチャンスがやって来たと考えている」と話す。

そして王さんは、蘭州人として本場の蘭州ラーメンを伝える責任があるとも考えているようだ。「青海省や東北地方の人、あるいは日本人がやっている蘭州ラーメンもいいが、やはり本場は蘭州。だから、蘭州人による地域文化の特色を帯びた店を日本に開こうと計画してきた。1つの店から始めていけば、やがては全国の中国料理店で定番メニューになるはずだ」と抱負を語った。

記事によれば、地元蘭州では牛肉麺のレシピや製法を「門外不出」とする店が多いのだという。そこで王さんは地元のある牛肉麺企業の経営者と協力して、外国人の「牛肉麺師」育成や本国での開業支援、在日蘭州人による日本での本場蘭州牛肉麺の普及を支援していくとのことだ。

妻の川崎浩子さんも、王さんの「夢」を全力で応援している。「30年前に蘭州を訪れた時、口に合う食べ物が見つからない私を救ってくれたのが牛肉麺だった。だから、蘭州牛肉麺が日本でブームになることを信じてきた」と語った。(翻訳・編集/川尻)

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