中国が超高性能レーダーを開発、対向相手は「蚊」―香港紙

中国が超高性能レーダーを開発、対向相手は「蚊」―香港紙

中国が極めて感度の高いレーダーを開発している。蚊と同じほどの大きさの目標物も探知できるという。

2018年4月1日、中国が極めて感度の高いレーダーを開発中だという。参考消息(電子版)が伝えた。

香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストによると、北京理工大学の国防技術実験室の研究者は、現在このレーダーのプロトタイプをテストしているとし、「想像できないほど小さな目標物の探知すら現実になってきている。実験段階の完了は間近だ」と話した。

元は弾道ミサイルやステルス機の探知に使う軍用レーダーの技術だが、研究チームはその技術を応用し、2017年に得た8200万元余り(約14億円)の科研費で「蚊と同じ程度の大きさの目標物も探知できるレーダー」を作成したという。

2キロ離れた場所で蚊が羽根を動かす動作も探知できるほどの性能は、人命保護に大いに役立つとみられている。世界保健機関(WHO)によると、蚊を媒介する感染症で亡くなる人は世界中で年間100万人を超える。

研究開発の責任者によると、このレーダーは多周波数電磁パルスを放射する。電磁パルスが蚊にぶつかると、その反射波には蚊の種類や性別、飛行の速度や方向、さらに“食事”したか否かまで、さまざまな情報が含まれるのだという。(翻訳・編集/岡田)

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