南シナ海は日本の軍艦がパフォーマンスする場所ではない―中国紙社説

南シナ海は日本の軍艦がパフォーマンスする場所ではない―中国紙社説

5日、環球時報は「南シナ海は日本の軍艦がパフォーマンスをする場所ではない」と題した社説を掲載した。写真は南シナ海。

2018年7月5日、環球時報は「南シナ海は日本の軍艦がパフォーマンスをする場所ではない」と題した社説を掲載した。

記事はまず、英ロイターの4日付報道を引用。日本が9月から2カ月間にわたり大型ヘリ空母「かが」を南シナ海とインド洋に派遣する予定であり、日本の関係者からは「自由で開かれたインド・太平洋地域」戦略推進に向けた日本の努力を示すものとの声が出ていると伝えた。

その上で「日本が南シナ海に『準空母』を派遣する真の意図について、南シナ海の係争を保とうとする米政府への忠誠心の表れとの見方が一般的だ。米国の多くの盟友が南シナ海に軍艦を派遣して『自由な航行』を実施してきたが、日本が最も積極的に米国に同調したと言える」とした。

そして「日本は単に米国に復命したいだけなのか、積極的に中国を抑えて外交カードを得ようとしているのか。それとも南シナ海で新たな外交の支点を作り、当該地域の安全保障上の存在感を増そうと考えているのか。しかしどうあれ、日本の『準空母』が南シナ海を巡航しても、中国にとっては脅威にならず、地域の島の建設事業にも影響しない。また、どんな旗印を掲げてやって来ようが、日本の軍艦が南シナ海に来れば中国に対する政治的、外交的挑発とみなされる。さらに、日本のこのような挑発行為は間違いなく日中関係に負の影響を与え、中国はさまざまな選択肢の中から報復に出る」と指摘している。

記事は「南シナ海において日本は典型的な域外国。南シナ海は日本が存在感を求める場所ではないし、中国と駆け引きをするのに適した場所でもない。日本は中国がどのように感じるかを十分に考えるべきだ。そして、日本政府が日中両国関係の本末をはっきり認識し、地域の平和や自らの利益を損ねるポジションに立たないよう望む。日中両国は永遠の隣人であり、建設的な付き合いは日本にとって有益無害なのだ」と論じた。(翻訳・編集/川尻)

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