中信出版日本が方針発表会、「年間100タイトル以上を両国で出版」

中信出版日本が方針発表会、「年間100タイトル以上を両国で出版」

24日、中信出版日本が方針発表会を開き、「両国の文化領域における交流と協力を促進する」との考えを表明した。写真は中信出版集団の王斌董事長。

2018年8月24日、中国・中信出版集団と「TSUTAYA」を傘下に持つカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)グループの合弁会社、中信出版日本が方針発表会を開き、「両国の文化領域における交流と協力を促進する」との考えを表明した。

「テクノロジー&アート 美しい生活の提案」をテーマとするこの発表会は、中国北京で開催された「第25回北京国際図書博覧会」で行われた。中信出版日本は今後、日中で相手国の書籍を年間100タイトル以上出版する計画で、日本には中国の考え方やトレンドを伝えることでより多くの人に中国を知ってもらいたい考え。一方、中国には生活の質の向上に関する日本の書籍を紹介する予定で、文化芸術分野での日中交流活動にも積極的に取り組むという。

会場で講演を行った中信出版集団の王斌(ワン・ビン)董事長は「人々の美しい生活に対する憧れはつまり、質に対する追求。そのより良い方法がテクノロジーとアートで美しい生活を提案することだ」と話し、これが中信出版日本の出版理念であることを説明。また、今年が日中平和友好条約締結40周年となることに言及し、「中信出版日本は中信出版集団とCCCの経験と強みを発揮するだろう」との期待感を示した。一方、中信出版日本の白方啓文副社長も、中国の進んだ科学技術とビジネスモデル、日本の美意識や生活スタイルなどを中心とする優れた書籍を企画、出版するとの出版理念を紹介している。

発表会ではアリババ傘下の金融会社、アント・フィナンシャルについて記された書籍「アント・フィナンシャル」の日本語版、日本の著名デザイナー原研哉氏の著作「HOUSE VISION」中国版の出版も発表されており、「アント・フィナンシャル」の著者は「アント・フィナンシャルのストーリーは新時代を迎えた中国のストーリー」と指摘した上で、「日本の読者に読んでもらえることをうれしく思う」と述べた。(翻訳・編集/野谷)

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