上海蟹の最高級品「陽澄湖産」、市場の99%が偽物―中国メディア

上海蟹は蘇州市にある陽澄湖産が最高級品 市場で陽澄湖産として流通の99%が偽物とも

記事まとめ

  • 秋の味覚、上海蟹では江蘇省蘇州市にある陽澄湖産のものが最高級品とされている
  • 中国メディアによると、市場で陽澄湖産として流通している上海蟹の99%が「偽物」
  • 昨年の上海蟹の総売上高は778億元で、そのうち陽澄湖産は全体の4割近い300億元に

上海蟹の最高級品「陽澄湖産」、市場の99%が偽物―中国メディア

上海蟹の最高級品「陽澄湖産」、市場の99%が偽物―中国メディア

16日、秋の味覚、上海蟹では江蘇省蘇州市にある陽澄湖産のものが最高級品とされる。だが中国メディアの工人日報によると、市場で陽澄湖産として流通している上海蟹の99%が「偽物」だという。

2018年9月16日、秋の味覚、上海では江蘇省蘇州市にある陽澄湖産のものが最高級品とされる。だが中国メディアの工人日報によると、市場で陽澄湖産として流通している上海蟹の99%が「偽物」だという。

日本で一般に上海蟹と呼ばれるチュウゴクモクズガニの中国国内市場に関する統計によると、昨年の上海蟹の総売上高は778億元(約1兆2700億円)で、そのうち陽澄湖産は全体の4割近い300億元(約4900億円)に上るとされている。

だが陽澄湖産上海蟹の業界団体関係者によると、昨年の陽澄湖での上海蟹の実際の生産量は約1600トンで、市場価格は約3億元(約49億円)でしかないという。

陽澄湖産上海蟹をめぐっては、一部の業者が外地で仕入れたカニを陽澄湖に数日間または数時間だけ放し、陽澄湖産として高値で販売する問題が指摘されている。このようなカニは「洗澡蟹(洗澡は入浴という意味)」と呼ばれる。本物の陽澄湖産には「偽物防止用タグ」が付けられている。今年の「偽物防止用タグ」の発給日は9月21日が予定されているが、北京の市場などではすでに今年のタグが付けられた陽澄湖産が出回っているといい、業界団体が消費者に注意を呼びかけている。(翻訳・編集/柳川)

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