ゲーム大会で「中国侮辱」、フィリピン人選手に処分―中国メディア

フィリピンのeスポーツ選手が競技中に中国侮辱の発言 選手に出場禁止処分との報道も

記事まとめ

  • フィリピンのeスポーツ選手が競技中に中国侮辱の発言、中国での試合に出場禁止処分に
  • ゲームの競技でフィリピン人選手が中国人ら侮辱するとされる言葉を公式画面上に打った
  • 競技を運営するゲームメーカーは中国リーグで、その選手の出場を禁止するとの処分声明

ゲーム大会で「中国侮辱」、フィリピン人選手に処分―中国メディア

ゲーム大会で「中国侮辱」、フィリピン人選手に処分―中国メディア

5日、観察者網は、フィリピンのeスポーツ選手が競技中に中国を侮辱する発言をしたとして、中国で行われる試合への出場禁止処分を言い渡されたと報じた。資料写真。

2018年12月5日、観察者網は、フィリピンのeスポーツ選手が競技中に中国を侮辱する発言をしたとして、中国で行われる試合への出場禁止処分を言い渡されたと報じた。

11月2日、ゲーム「Dota 2」の競技において北米チームに所属するフィリピン人選手Skemが中国人を含む東アジア人を侮辱するとされる「ching chong」という言葉を公式画面上に打ち出し、騒然となった。これに対してチームは速やかに謝罪し、Skemへの処罰を決定したが、程なくフィリピンのチームTNCプレデターのフィリピン人選手Kukuが再び「ching chong」と打ち込み、火に油を注いだ。

その後、TNCはKukuに対してすでに処罰を行ったと発表する一方、「Kukuが打ったのは、ゲーム中の相手のIDであり、実際に中国を侮辱するつもりはなかった」と釈明。しかし、「ching chong」というIDのプレーヤーはもともと別のID名を使用しており、当日に急遽問題のID名に変更した疑いが持ち上がった。

TNCの関係者はその後も中国を侮辱する意志はなかったと主張したが、中国のチームやプレイヤー、さらにはDota 2の中国サーバーまでもが批判の声を強め、競技を運営するゲームメーカーのValve Softwareが何の処罰も発表しないことに対する非難も飛び出した。

そして12月3日、Valve SoftwareはDota 2の公式サイト上で、「2019年1月に開かれるDota 2中国重慶1部リーグへのKuku選手の出場を禁止する」との処分声明を発表。TNC関係者からの「中国当局の圧力がかかった」との指摘に対し、Valve Softwareは声明の中で「処分は中国当局とは関係ない。当社で再三考慮したうえでの決定だ」としている。(翻訳・編集/川尻)

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