英国への密航費用、ベトナム農村部に住む人の30年分の給料に相当―中国メディア

英国への密航費用、ベトナム農村部に住む人の30年分の給料に相当―中国メディア

英国に到着した大型トラックのコンテナ内から39人の遺体が見つかった事件で、犠牲者の多くが密入国を試みたベトナム人である可能性が伝えられている。写真はベトナム。

英国に到着した大型トラックのコンテナ内から39人の遺体が見つかった事件で、犠牲者の多くが密入国を試みたベトナム人である可能性が伝えられている。

これに関連し、中国メディアの環球網は27日付の記事で、「英メディアによると、ベトナムから英国への密航費用は、ベトナム農村部に住む人の30年分の給料に相当する」と報じた。

報道によると、英警察は当初、遺体は「すべて中国人とみられる」と発表した。だがベトナム国内で「家族と連絡が取れない」という連絡が相次いでいるという。

環球網によると、英BBCは26日付の記事で、「ベトナムからは毎年、約1万8000人が欧州に密入国していると推計される。その目的は、家族に送金するための金を稼ぐことだ」とした上で、「国連によると、ベトナム人移民が密航業者に支払う総額は年間2億3400万ポンド(約326億円)にも上る可能性がある」「ベトナムの人身売買防止の専門家、Mimi Vu氏によると、密航費用は人によって異なる。裕福でない人は7800〜1万1600ポンド(約108万〜161万円)だが、その旅は、例えば夜に森を歩くなどとても過酷だ。より多く支払うことができる人は3万〜3万9000ポンドで、ほとんど飛行機で移動する。ベトナムは家族中心の文化であり、すべてが家族のために行われている。3万ポンドは、ベトナム農村部に住む人の30年分の給料に相当する」などと伝えているという。(翻訳・編集/柳川)

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